四代目、土井優慶です
酒業界が元気ない話は何度かブログでもお話ししました
でも、今日は嬉しい話が聞こえてきました
「旭川の酒屋さんは売り上げが好調」
地元の酒蔵の営業さんが訪ねてきて
「最近どうですか~」
って何気なく話をしていた時にそんな嬉しい話題を耳にしました!!
北海道、第二の都市「旭川市」
人口34万人…これでも一応、北の歓楽街「サンロク」を持つ地方都市
関東圏を除き、東日本でも札幌・仙台に次ぐ経済規模の都市です
ここ旭川は地酒専門店と呼ばれる酒屋さんが数件
面識のある酒屋さんだけでも
・春光台の「地酒のまるしん商店」さん
・6条の「小川商店」さん
・街中の「うえ田」さん
実際には"地酒専門店"と呼べる酒屋さんはもっとあります
業界全体はすごく勢いに乏しい…むしろ右肩下がりは全く止まらない
首都圏をはじめ、酒蔵も酒屋も大苦戦だった年末商戦
日本酒ブームはこれにて完全終了、チャンチャン
かといって「酒」が売れないのかといえば、決してそういうわけでもない
"ストロングなんちゃら"は飛ぶ鳥落とす勢いで爆進中!
かのコカ・コーラが発売した缶チューハイ「檸檬堂」は売れすぎて出荷停止になってみたり
別に「お酒が売れない」わけでもなさそう
でも確実に「日本酒は売れない」という現実だけを突き付けられた2019年
しかし!!旭川はやっぱり違った!!
ここ旭川の酒屋さんは元気でよかった!!
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その一方で、先日のお休みの日にこんなシーンも目の当たり
とある地元の大型スーパーのお酒売り場
どんなお酒が並んでいるのかと、市場調査を含めてウロチョロ…
相変わらず、悪い酒屋の"横流し"の犠牲となった悲しき『久保田 千寿』
更に…その横にひっそりたたずむ飲食店専売の『久保田 千寿 純米吟醸』
『獺祭』『作』『越乃寒梅』の有名どころは相変わらずの転売価格
『松竹梅』『月桂冠』などなど、有名無名問わずラインナップ
スーパーのお酒売り場のさらに隅っこ、壁一面に「日本酒コーナー」が鎮座
一部に埃をかぶって数カ月手に取られていないものもあれば、
プレミア価格だろうとお構いなしに「売れた痕跡」のある有名銘柄
値段がついているだけの埃だらけの陳列棚を見て、
「あぁ、日本酒が売れないのもよくわかるわ」と一人心地
……
………
「求められていない」
自分の店を見れば、お酒を求めて下さるお客様がたくさんいるのに
30分くらい売り場にいたけど、その間売り場には誰一人として来ない
来たのはビールを補充しに来た店員さんだけ…
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これが現実なんだよな。
TwitterやFacebook、Instagramで見かける酒の画像は、ほとんど東京から発信
SNSに投稿している人たちは…かなーりコアなファンばかり
有名な酒屋さんのHPを見れば、名だたる銘柄がズラリと
雑誌、専門書、ネット、SNSの常連ともいえる人気銘柄ばかり
当然、そんな知名度のある銘柄はスーパーやコンビニには並ばない
たまに並べば、常温放置上等、流通経路は不明、プレミア価格もがっつりと
じゃあ「日本酒」に興味をもったビギナーたちは
どこに行けば美味しいお酒が買えるのか?
知識のない人ならば、スーパーやコンビニで買うのが「当たり前」
スーパーやコンビニで売っている価格が「当たり前」
知識もないビギナーたちが手に取るそのお酒は、
本当に「初心者がおいしく飲める」ものだろうか?
値段が書いてあるだけのプライスカード、埃だらけの陳列棚
あなたにピッタリのお酒を指南してくれるアドバイザーはどこにいるの?
一方、煌びやかに明るいカラーリングのPOPがつけられたワイン
「金賞受賞」「コスパ抜群」「安旨No.1」
控えめに言っても、コッチのほうがはるかに買いやすいし、ハズレが少ない
だって「初心者ならこれを飲め」ってちゃんと書いてあるから
普段、自分が見聞きしている世界はすでに「酒の世界」
私たちの常識は「酒屋の常識」であり「業界の常識」
ネットで「#日本酒」と検索して出てくる世界は「マニアの仲間たち」
酵母や酒米の専門的な話、入手困難な酒の話、ペアリング……
ぜーんぶ「酒にどっぷり染まった仲間の話題」
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今、業界は岐路に立っている気がする
というか、勝手に岐路に立たされている気になっている(笑)
酒が売れなくなってきたらどうすればいいのか?
いま主流の一派は…
「所得の高い富裕層をターゲットに酒を売ればいい」派
「唯一無二の取り組みで、熱狂的なファンを築き上げる」派
「海外に目を向けて、需要を高めよう」派
大きく分ければ、この三通りだろう
でもこれって、ぜーんぶ「造り手目線」の話
この流派には…「酒屋」つまり「売り手」は出てこないんです、不思議なことに
いまや「日本酒」は酒類全体の消費量のたった5.6%
「ビール」は29%、「ストロングなんちゃら」はなんと30%!!
スーパーで、コンビニで幅を利かせる「ビール」「発泡酒」「ストロング系」
圧倒的なマジョリティ(多数派)で70%以上のシェア!!
我ながら情けない
結局、自分が旨いと思って売っている酒は5.6%の人にしか愛されていない
私たちが信じる旨いものは「100人いたら、たった5人」しか美味しいと思ってもらっていないのだ
これはなかなかの衝撃である
「うまい酒を扱っている」と自負する酒屋さんたち、
私たちは何ができるのだろうか…今こそ考えてみませんか。
私たちには圧倒的な知識がある
専門的で難しい言葉を徹底的にかみ砕く
それを武器に、お客様のニーズにあったお酒選びを手伝うことができる
私たちには圧倒的な経験がある
初心者に向く酒、料理に合う酒、玄人向けの酒、お燗に合う酒
それを隅から隅まで体で覚えた、確かな記憶があるだろう
私たちには圧倒的な感性がある
みんな元々は「大の日本酒ファン」だったはず
美味しいものを素直に「美味しい」といえる心があるはず
その心は初心者でも、玄人でも関係のないフラットな心なはず
酒蔵にはできなくて、酒屋にしかできないこと
大手メーカーにはできなくて、酒屋にしかできないこと
スーパーやコンビニにはできなくて、酒屋にしかできないこと
いまこそ!!声高らかに!!
「酒を買うなら酒屋においで」って叫べばいいんじゃないかな
マニアにむけての商売だけじゃなく、もっとたくさんのお客様に
私たちのノウハウと経験をもって
「酒を買うならうちみたいな酒屋で買いなよ」って伝えてあげてほしい
最近の問題は…それだけじゃないのです
いまや物流が便利になりすぎて、
本州の有名な酒屋さんからもガンガンお酒が送られてきているらしい(主に飲食店さんに)
居酒屋さんのメニューを見たら「あ、これ○○酒店だ」ってわかっちゃうくらい(笑)
噂だけど…北海道だけで数億円規模の酒の配送があるとか…!!
噂だけど…あの入手困難で有名な『十○代』を買うために、ほかの酒を何十本と買わなきゃならないらしい(諸説あり)
旭川でも、よく見かける光景です
地元の居酒屋さんのニーズが、都会の酒屋さんに吸い取られちゃうんだから
その地域にある酒屋さんは苦しい目にあいます
悔しいけど…でも、ビジネスの原理原則だから仕方ない
圧倒的なアイテム数と莫大な資金力を誇る首都圏の酒屋さん
こんな地方都市の酒屋さんなんて、そもそもラインナップでかなうわけない(苦笑)
でも、そのなかで私たちは「酒屋」として生きる
ちゃんとお客様が見える商売で、懇切丁寧に一本一本
一人一人のニーズにちゃんと向き合う「馴染みの酒屋」として
旭川の酒屋さんたちも個性あふれる同志ばかり
この過疎の地方都市で、それぞれ信念をもって日本酒を売り続けています
個々が一生懸命ちゃんと売ることで、
旭川やその周辺は確実に「酒のニーズ」が生まれています
一人でも多くの人が
日本酒の魅力に気が付けるように
一人でも多くの人が
ちゃんとお酒のおいしさを享受できるように
合言葉は「酒を買うなら酒屋に行こう」だ!!
これが大きなムーブメントになることは期待してないけれど、
せめて自分たちが商売しているこの旭川だけは、そういう風になったらうれしいな
ちなみにこブログに書いていある内容は
「特定の個人を批判したり」「間違いを指摘している」ものではなく、
あくまでも一酒屋の願望を書いただけですので、悪しからず…
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さて、今週LINEで更新された「本日到着」のまとめと
今週のおすすめPickupです
【1月25日(土)の入荷情報】
【1月26日(日)の入荷情報】
【1月29日(水)の入荷情報】
【1月30日(木)の入荷情報】
【Take it easy!気軽に飲もうぜ!】
■ 小左衛門(こざえもん) コシヒカリ 純米吟醸 しぼりたて 生
□ 岐阜県 中島醸造
□ フレッシュ感を想像させる透明瓶に入った『小左衛門』の限定品。年末に入荷していたが、非常に人気度が高く、年明けにも再入荷となった一本。使用する酒米は”コシヒカリ”…皆様おなじみのあの米である。食米を使うと、ジューシーな味わいのものが多いのだが、こちらもドンピシャ。香りは瑞々しい果実を思わせ、爽やかな生酒らしい質感にジューシーでボリューミーな旨みがぎゅっと凝縮。甘みもしっかりあるが、余韻は軽やか。かしこまった料理ではなく、お気に入りのおつまみと一緒に楽しみたい。この酒の良さは難しいこと抜きに楽しめる気軽さ。ぜひお試しいただきたい。
□ 1.8L 3,025円 / 720ml 1,513円
■ 獺祭(だっさい) 純米大吟醸45
□ 山口県 旭酒造
□ 意外と浸透していないのか、昨年4月に定番酒がリニューアルしている『獺祭』。今まで「獺祭50」と呼ばれていたものが終売、新たに「獺祭45」として生まれ変わった定番酒。「今更、獺祭??」…そんな野暮な質問はさておき、むしろ最近の『獺祭』をご存じない方もいるのでは??そう思い、改めてご紹介。香りはふわりと心地よく、まるっとした甘み、その端正できれいな質感で、余韻はいつまでも無駄に尾を引くことなく整っている。妻と300mlサイズを開けたが「やっぱりコレはコレで旨いね」と納得しながら飲んだ。この肩肘の張らない親しみやすさこそ、『獺祭』の魅力。「日常に大吟醸を」という桜井会長の思いは確かに具現化されている。和食にも、洋食にも…合わせる料理は選ばなければいけないが、家庭料理クラスであれば難なくピタッとハマるのがさすがだ。
□ 1.8L 3,300円 / 720ml 1,650円 / 300ml 689円
■ 梅乃宿(うめのやど) 特別純米 生酛 山田錦 直汲み 無濾過生原酒
□ 奈良県 梅乃宿酒造
□ ちょっぴり尖ったコメントが、蔵の担当さんに見つかってしまい、ちょっぴり気まずい…ラベルで損をしてしまいそうな『梅乃宿』の限定品。でも、味わいはホンモノ…それを信じて下さった方からはすでにリピートの声がかかり始めた。ラベルはドカンと「生酛」の文字、味わいはフルーティでギャップが面白い(笑)。香りは甘みをほのかに連想させる爽やか系、口に含むと、まずジュワっとたっぷりのガス感が心地よい。酸味は控えめ、甘味は前面に主張するも、フレッシュでしまった質感と相まって”ちょうどいい”感じ。甘くて旨くて、そしてジューシー!手放しに「あー、美味しい」って感じてもらえる一本。辛口好きには向かないので注意。しかしこのカジュアル感は、ビギナーさん、日本酒を飲みなれない仲間内での飲み会に大活躍間違いなし。価格もお手頃で、チャレンジしやすいのもの◎。
□ 1.8L 2,640円 / 720ml 1,320円
■ 夜明け前 “生一本 しずく採り(きいっぽん しずくどり)” 純米吟醸 生
□ 長野県 小野酒造店
□ ここ北海道では意外と取扱店がないのか、あまり知られていない銘柄『夜明け前』。この蔵を代表する一本ともいえるのがこの『生一本 しずく採り』である。社長の代からのお取引で、なかなか表に出てくる銘柄ではないのだが…これがまた旨いのだ。「しずく採り」とは、お酒を搾る際の手法の一つ…日本酒と酒粕がまだ分かれていない状態の”もろみ”を袋に入れて吊るし、一滴ずつ圧力をかけずに採取する方法。大変な時間と労力がかかるため鑑評会出品酒などのとっておきの高級酒に使われることが多いが、雑味のないピュアな味わいとなる。香りは酸味のある果実を思わせ、ボリューム感厚め、豊かに詰まった旨みにはフルーティな甘みと酸味。余韻はその酸味のおかげでキュッと引き締まり、むしろ辛さがあるようにも錯覚する。どこか林檎のような果実感すら感じるので、日本酒を飲み始めた方でも美味しく楽しめるはず。クラシックなラベルだけではビギナーは手を取りづらいかもしれないが、飲んで後悔なしの一本だ。
□ 1.8L 3,520円 / 720ml 1,870円
【料理と合わせれば、至福のひと時】
■ 貴(たか) 純米吟醸 山田錦55
□ 山口県 永山本家酒造場
□ 前々回のブログで「待ちに待った」と表現した『貴』の新定番。待っていたのは私だけではなかったようで、酒蔵に追加注文したら、すでに720mlは完売だったそうな(涙)。でも旨い酒なので、当然といえば当然だ。「3000円くらいで買える純米吟醸を」と周囲からの熱望があって、嬉しい価格帯でリリースされた純米吟醸。ただし”ゆっくり楽しむ酒”であることをまず書いておきたい。開封したばかりでは味乗りが少なく、非常にキレイな印象で『貴』らしくない。しかし数日たって再度利き酒すると、まろやかで滑らかな旨み、押しつけがましくないボリューム感が素晴らしい!冷やし過ぎ注意、常温が旨い!晩酌派ユーザー、飲食店さまにどうぞ。あまり極端に味付けをしないおでん、澄まし汁、ワカサギの南蛮漬け…シンプルな料理と相性良し。派手なお酒ではないので目立たない『貴』だが、やっぱり旨いよ、この酒は。
□ 1.8L 3,300円 / 720mlは蔵元完売
■ 開運(かいうん) 純米 山田錦 無濾過生
□ 静岡県 土井酒造場
□ 私たちと同じ”土井”の姓を名乗る実力派酒蔵。毎年冬~春にリリースされる「無濾過生」シリーズの”山田錦”バージョン。この「無濾過生」のシリーズは厳寒期に仕込まれ春先までしか販売されない限定品で、この蔵の人気No.1のお酒。王道の酒米"山田錦"で仕込み、その特徴をよく捉えた味わい。毎年、この冬の限定品を心待ちにして下さる方が多く、ファンの間では「カイウンムロカ」で通じてしまうほど。香りは静岡の酒らしい爽やかさのあるもの、口に含むと凛とした透明感の中に力強くもしなやかな旨みが広がる。余韻にはわずかな辛さとキレを感じる。きれいな質感ながらも、きちんと飲み応えがあるのも嬉しい。寒いこの時期にしか楽しめないお酒だが、季節柄、鍋料理と合わせたい…味噌鍋みたいなコクのあるものとでも相性良し。
□ 1.8L 3,080円 / 720ml 1,540円
■ 上川大雪(かみかわたいせつ) 特別純米 東川産 彗星 生酒
□ 北海道 上川大雪酒造
□ 帯広の大学内に醸造用プラント(?)を建設して、今年から酒造りに取り組む…そんなニュースが昨年末に、道産子をワクワクさせたあの蔵元の新酒。『上川大雪』は各地域に契約栽培農家を持ち、厳選した酒米だけを使用する…今回の「東川」の酒米は一般発売は初めてとなる。以前は、同じく旭川の酒屋仲間『小川商店』さんの専売酒があったが(詳細不明)。入荷したばかりで、まだ利き酒できておらず。利き酒後にコメント付きでご紹介したいが、まずはご案内のみ。
□ 720mlのみ 1,760円
【変わり種をお探しのあなたに】
■ 25° 麦焼酎 杜谷(もりや) 華むぎ
□ 大分県 ぶんご銘醸
□ 新規取引より約一年、じわじわと人気が出始めた大分の麦焼酎。当店で焼酎をお買い上げいただくお客様にはよく知られている麦焼酎『屯』の酒蔵である。開栓したとたんにふわりと漂う、華やかな香りがなかなかクセになり、三弄される方が多い。実はすごい逸話を持つ焼酎でもあり、ANA国際線ビジネスクラスでの提供酒となっている一本。何がすごいかというと、採用されて今年で11年…お客様からの評判によっては2年ごとの更新の際に外れてしまうことも多いのだが、狭き門を何度も潜り抜けた猛者だ。「なでしこの花酵母」を使用してもろみを造り、それが最大の特徴である”香り”の秘密。優しい甘さと麦の香ばしい風味、華やかな香りと相まって、特別なひと時。ちなみに、ここ北海道では当店のみの取り扱い。札幌圏でも買えないので、飲食店さんにもぜひ定番に取り入れていただきたい一本。
□ 1.8L 2,420円 / 720ml 1,320円
■ 東力士(あずまりきし) ゴリララベル にごり活性 生原酒
□ 栃木県 島崎酒造
□ 今年はリリースされないのか…と残念がっていた矢先、案内のFAXが届いて歓喜の声。スタッフ間でも「あのゴリラのにごり」と印象強めな限定品だ。しっかりとにごりを残した"しぼりたて"…ラベルには二頭のゴリラ。「ゴリラ2頭=ニゴリ=濁り」…ちょっと吹き出してしまいそうなネーミングセンス、そして開栓時吹き出し注意の首掛け…遊び心が感じられる『東力士』の限定品。アルコール添加タイプで、フレッシュ&クリーミーな舌触り。開栓時も吹きこぼれないようにしっかり冷やして…香りはフレッシュ、お酒に溶け込んだガス感の心地よさとオリのマイルドな味わいが絶妙、トロリと甘く、キレも良い。今だけしか飲めない"しぼりたて活性酒"なので、鍋料理や冬らしい濃いめの味わいの料理に合わせて楽しんでほしい。何度も言うが、くれぐれも開栓注意!!
□ 720mlのみ 1,242円
■ 鳳凰美田 いちご酒
□ 栃木県 小林酒造
□ 年末に皆様に大変好評だった『鳳凰美田』の一番人気の和リキュールが再入荷。当店おなじみ『鳳凰美田』は日本酒も旨いが、こういった和リキュールも旨い。栃木のイチゴといえば…そう「とちおとめ」。とちおとめを贅沢に使用し、蔵が開発した特許「細胞を壊さずにバラバラにする」技術で、今までには味わうことが出来なかったフレッシュな果実感を閉じ込めている。アルコールっぽさは微塵も感じさせず、イチゴヨーグルトを飲んでいるかのような錯覚。一人で一本、簡単に空けてしまう恐ろしい飲みやすさ。今年初めて「牛乳割」を試してみた…ハーフ&ハーフに割ると、超絶美味!今回入荷分に加え、次回入荷分でしばらく完売…なんせイチゴの旬は冬なので、寒い間しか楽しめない限定品。早期完売の可能性あり、お早めにどうぞ。なお「生」の果肉が入っており、5℃よりも温度が上がってしまうと再発酵により傷んでしまう為、保管は必ず冷蔵庫にて。開封後は出来る限り速やかに飲み切って欲しい。
□ 500mlのみ 1,650円
■ まんさくの花 よーぐるしゅ
□ 秋田県 日の丸醸造
□ 当店ではお馴染み秋田の『まんさくの花』シリーズより。実はこの蔵…リキュールも作っており、皆様からの評判が特に名高いのが、このヨーグルトのお酒。あまり知られていない影のお酒だったが、ブログで紹介するたびにはまる方が増えてきている印象…とくに女性のお客様で「試しに…」と買った方から反響多数、ついつい”リピ買い”してしまう人気のリキュールだ。栗駒高原牛乳で作ったヨーグルトと、蔵自慢の甘酒とをブレンド。ヨーグルトのトロリとした舌触り、甘酒のまろやかさ、甘みと酸味がちょうどよい…高級スイーツのような贅沢感。美味しいのは嬉しいが、アルコール度数は立派な7~8度と”ストロング系チューハイ並み”なので、オンザロックが○。300mlボトルの飲みきりサイズ、プチプライスで買えるので週末の贅沢な一本にどうぞ。
□ 300mlのみ 583円
【こんなんあります。】
■ 酒粕 各種
□ 年明けに続々と酒蔵から到着する「酒粕」…今現在、3種の酒粕を選んで買うことができる。当店定番「鳳凰美田」「まんさくの花」、使いやすいジッパー付き「小左衛門」の酒粕がある。基本的にどちらも数量が限られているため、完売してしまうと再入荷なし。お酒を造る際の副産物「酒粕」は健康効果の高い発酵食品。数年前の勢いはひと段落しているけれど、甘酒にするもよし、料理に使って良し、顔に塗って良し、お風呂に入れて良し…捨てるとこなしの驚き食材。おすすめの使い方は「酒粕ペースト」…いろんな料理にひとさじ、気軽に摂れるのでお試しあれ。もちろん発送可能!お酒と一緒に送れます!
□ (鳳凰美田) 500g 378円 / 250g 198円
□ (まんさくの花) 500g 324円
□ (小左衛門) 1kg 648円
■ ソル・デル・リマリ エクストラバージン・オリーブオイル
□ モトックス
□ お付き合いのあるワイン輸入元:モトックスの営業さんからの紹介で「美味しいオリーブオイルがあるんです」と陰ながら販売しているオリーブオイル。ちょっとしか紹介していないのだが、じわじわ人気が出始めている。スーパーでもよく見かける「オリーブオイル」だが、加熱に向くもの、生食に向くものがあり、こちらは後者。…教えてもらうまで私も知らなかったが、サラダやトースト、アイスクリームにかけても美味しいのだ!「油なのに、フルーティ」で驚く。最近ハマっているのは、サラダにオリーブオイルを垂らして、上から岩塩をがりがり。これだけで絶品サラダの出来上がり。しかもこの「ソル・デル・リマリ」は一時”コピー品”が出回ったという噂すらある人気の一本。価格はちょっぴり高めだけど、長―く使えるので是非お試しいただきたい
□ 500ml 980円
■ ピリ辛えび鉄(期間限定お徳用)
□ 兵庫県 伍魚福
□ 普段はなかなか高価なおツマミなので仕入れていないのだが、今回は大容量のお得パックが出たので、食品担当:遠藤が意気込んで大量発注!さすがにセンスがいい…ビール好きの彼女、この「ピリ辛えび鉄」はめちゃくちゃビールに合うのだ。味付けしたバナメイエビを背ワタを取って、開いてから鉄板で焼き上げた。ちょっぴり固めの歯ごたえは、噛めば噛むほど味が染み出てひたすらおいしい。尻尾もついているがパリパリとそのまま食してOK。無くなる前に私も買います。通常は30g入りで同価格だから、1.5倍以上もお得!!お酒との同送も可能です!
□ 1袋50g入り430円
■ いぶりがっこ
□ 秋田県
□ うちは漬物屋ではないのだけど、最近漬け物がよく売れる(笑)。先日紹介した「地酒漬け」も再々入荷、何度もお買い求め下さる方や「友達にもらったらおいしかった」とわざわざご来店下さる方まで!ありがたい限りだ!さて、こちらはファン多数の秋田の漬物「いぶりがっこ」。秋田の名産品で、空港に行くと何種類も並んでいるのだが…当店に入荷するいぶりがっこは”正真正銘のホンモノ”。なにをもって「ホンモノ」とするか…発祥の地と言われる横手市で開催される「いぶりんピック」、つまり…いぶりがっこ生産者たちの競技会にて、初代チャンピオンとなった高橋篤子さんが漬けた、化学調味料不使用のいぶりがっこがコレ。ハリのある食感、噛めば噛むほど味が出て、独特の燻し(いぶし)の風味がクセになる。後で紹介する『東力士のクリームチーズの粕漬け』と合わせても美味。とにかく日本酒とよく合う。お酒好きならばきっとこの相性の良さを分かってくれるはず。問い合わせ多いため、ご紹介。お酒と同送可能!
□ 1本 約350g 1,080円
■ 東力士(あずまりきし) クリームチーズの粕漬け
□ 栃木県 島崎酒造
□ ここ数カ月紹介していないかったなぁ・・・と思い返して、久々の登場となった人気の食品。栃木県『東力士』の社長さんの接待用だったおツマミ…あまりの人気ぶりで商品化したという熱いストーリー付き!最近は”まとめ買い”の方が多い逸品がこちら。香り高い吟醸を絞った酒粕に、クリームチーズを漬け込むという最高の組み合わせ。薄くスライスして、わさび醤油に付けて食べると最高。スライスした「いぶりがっこ」の上に載せて楽しむのも◎。最高の「いぶりがっこ」に、最高の「クリームチーズの粕漬」…今夜のお供にはもう困らない。お酒と同送可能です!
□ 100g入り 950円
以上です
ブログ掲載の商品は、一部を除き、地方発送でもお買い求めいただけます
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飲食店や企業様は「NP掛け払い」による後日払いも可能です
NP掛け払いとは…いわゆる"ツケ払い"
別途ご負担いただく代金もありません
一か月後にまとめてお支払いいただければOK
コンビニでもお支払い可能なので便利です!!
※詳しいご案内はコチラ
時間指定・日付指定も承りますのでご注文時にお申し付けください
クール便が必要な商品に関してはご注文時にその旨をお伝えいたします
時折お問い合わせいただきますが、ご飲食店さまとのお取引は随時受付中
お酒のラインナップに是非、当店のお酒をご活用ください^^
昨年より、個人・飲食店さま問わず「ご来店時ポイント還元」を開始
詳しくはご注文時にお尋ねください
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新型コロナウイルスが猛威を振るっているようです
医学生だった時に講義で習いましたが…
コロナウイルスって確か「風邪」の原因となるウイルスです
しかし免疫のないタイプだとこうも爆発的に広がるんですね…
ちなみに「風邪」の原因は5~6割はウイルス性
だから抗生物質は効かないんです
抗生物質が効くのは「細菌」だけ
予防するには「手洗い」「マスク」が大切です
すでにマスクは売り切れ続出
メルカリやヤフオクでは、市販品の転売が始まっているようです
日本酒の転売でイライラしておりますが、マスクもですか。
いやぁ…本当に言葉がありません(怒)
皆さま、くれぐれも体調管理には気を付けて!
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~創業87年の全国希少銘酒専門店~
酒正(株)土井商店
全国の希少な日本酒、本格焼酎やワインも取り扱っております。
毎週末、新着入荷の商品をブログにてお知らせしております。
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