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【芸能・社会】沢尻被告「悪魔の誘惑を絶つことができなかった」「携帯を解約、SNSのアカウントも閉じました」2020年1月31日 21時11分
◇沢尻被告の法廷でのやりとり麻薬取締法違反の罪に問われた女優の沢尻エリカ被告(33)は31日、東京地裁(滝岡俊文裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。沢尻被告の法廷でのやりとりは以下の通り ◇ ◇ ◇ 弁護人 仕事への影響をどう思うか。 沢尻被告 関係者の皆さんに多大なご迷惑をおかけしました。撮影中の作品も撮り直しを余儀なくされ、スタッフやキャストにご負担をおかけしました。経済的にも大きな損害になり、申し訳なく思っています。 弁護人 検査結果は。 沢尻被告 肉体的依存はなく、大麻に軽度の精神的依存が認められました。自分では大麻はコントロールできていると思っていたので、ショックでした。MDMAやLSDの幻覚剤で依存がなかったことは安心しています。今後は違法薬物とは決別して生きていきたい。 弁護人 交友関係はどうする。 沢尻被告 薬物と関係のある人たちとは関わらないように、まず携帯電話を解約し、SNSのアカウントも閉じました。 弁護人 医師は薬物との決別のためにほかに何が必要と? 沢尻被告 安定した社会生活が最も大事と言われました。今後のことは今の段階では決められませんが、家族と一緒に考えたいです。 弁護人 女優への復帰は。 沢尻被告 女優復帰は考えていません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行いで、多くの人を裏切り、傷付ける結果になってしまいました。その代償は計り知れず、復帰する資格はありません。 検察官 なぜ薬物をやめられなかった。 沢尻被告 悪魔の誘惑を絶つことができませんでした。コントロールできているという甘い考えがありました。 検察官 薬物は有名人であるなしに関わらず再犯性が高い。どうすれば再犯しないか。 沢尻被告 言葉では簡単ですが、しっかりと決意して「やらない」と誓うことだけです。 裁判官 違法薬物に抵抗感はなかったか。 沢尻被告 偽っている、ウソをついているという罪意識、罪悪感はあった。(裁判官から、審理を終えるにあたりひと言を促され)仕事先でお世話になった方、関係各位の皆さまに大変なご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます。家族、友人、スタッフ、そしてファンの皆さんを、このような形で裏切ってしまったことを、本当に深くおわび申し上げます。すべては自分の甘さが招いたことで、後悔しきれない気持ちでいっぱいです。謝って許されるとは思っていません。しかし、しっかりと罪の重さを反省して更生することが自分にできる唯一の償いと思っています。このようなことを繰り返さないように必ず立ち直ります。
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