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【ドラニュース】きょうキャンプイン 与田監督、勝負の2年目へ鬼になる2020年2月1日 紙面から
ペナント奪取のためなら、鬼でも夜叉(やしゃ)にでもなる!! いよいよ、球春到来を告げる12球団のキャンプがスタート。就任2年目を迎える中日・与田剛監督(54)は31日、本紙の独占インタビューに応じた。指揮官は、7年連続Bクラスを喫した昨季の反省を胸に采配面のモデルチェンジを決意。勝利へあくなき執念を燃やすことを誓った。 (聞き手・渋谷真) -まずキャンプへ向けた意気込みは 「より集中してやってもらいたい。今年はホテルが変わって、球場がより近くなった。個人練習が思い切ってできる環境。より厳しい練習を課していく。選手は覚悟を持ってキャンプに臨まないといけない」 -そのキャンプで選手に求めることは 「自分は何がアピールポイントなのか。昨年以上にアピールポイントをわれわれにぶつけてほしい」 -キャンプで最も強化したい部分は 「どこが一番というと難しいが、リーグ優勝するために必要な数字というのは、去年の戦いから投打ではっきり出ている。各ポジションでより強力にしていかないといけない」 -その意味でも投手でいえば7回以降、いや9回を誰に任せるか。悪く言えば… 「絶対の存在がいないということだよね? 現状、確定していない。R・マルティネスもオリンピック(予選)しだいでは開幕にいられない。実績は評価しているが、いろんな選手に可能性がある」 -どの段階で、どう絞り込む? 「キャンプで3人くらいの候補をつくっていって、練習試合、オープン戦でそれぞれを投げさせていく」 -個人的には藤嶋に大きな素養を感じる 「うん。十分ある。彼の立ち居振る舞いには、抑えを任せてもいいくらいのものはある」 -ただ、彼も血行障害の経験者 「先発でも慎之介(小笠原)、梅津が終盤がんばってくれたけど、あと1イニング引っ張りたいというときに、球数を考え、僕らが臆病になってしまったことがある。藤嶋にしても、岡田、福も。思い切って使えなかったという反省もある。勝つためには度外視すべき瞬間も…。ドラゴンズを優勝させるためには、自分が鬼になれるかどうか」 -一歩、与田剛が鬼に近づけるか。そこもキーになる 「自分に課しているところ。どこまでが大丈夫で、どこからがケガをするか。誰にもわからないその線引きに、自分が挑めるか。100%はたぶん死ぬまでできないんだけど、去年より100に近づけたい。もっと勝ちにこだわる。鬼にならなきゃいけないときがあったんじゃないか。結果を出せなかった原因を、オフに毎日考えていた」 -それが監督の責任? 「ファンとチームスタッフの喜ぶ姿を思い描いてね。それができなかったら監督の責任は問われる。でも、責任は問われるものじゃなく、果たすものだと思っている」
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