中日は高木守道さんに黙とうでキャンプスタート…与田監督の一番の期待はベテランの奮起

　中日は1日、1軍は沖縄県北谷町、2軍は沖縄県読谷村でキャンプインした。練習前は1、2軍の全員が北谷球場に集合。1月17日に亡くなった高木守道さんに黙とうをささげた後、恒例の記念撮影を行った。

　与田剛監督（54）は練習前、今年の期待を問われると「一番の期待はベテラン。昨年優勝した巨人もベテランが引っ張っていた。経験してきたことを声、しぐさ、形にしてほしい。ベテランの姿は鏡になる。奮起を期待したい」などと語った。一方、開幕投手に関しては「プランは何パターンか持っているが、いつも言うように、一番は目の前の現実を信じる」と、これからの状態をしっかり見極めていく考えをあらためて示した。決定時期については「決めていない。準備が整ったことを確認してから」とした。

　北谷球場で歓迎セレモニーも開かれ、指揮官は「セ・リーグ優勝のために、今日からしっかり準備して、秋には素晴らしいご報告をできるようにしたい」と決意を示した。