【ニューヨーク=野村優子】世界陸上競技連盟(世界陸連)は31日、靴底の厚さが40ミリメートルを超えるシューズの禁止を柱とする新たなルールを発表した。男女マラソンの世界新など好記録が相次ぎ、規制される可能性が取り沙汰されていた米スポーツ用品大手ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズの使用は認められることになる。
新ルールは4月30日から適用される。靴底40ミリの制限のほか、反発性を高めるために靴底に使用されるプレートが複数枚入っているものは認めない。さらに、使用可能な靴は4カ月以上市販されたものに限り、見た目の変更や医療上の理由を除き特注品の使用は認めない。
今回の決定を受けて、厚底が36ミリのナイキの「ヴェイパーフライ」シリーズは東京五輪でも使用可能となる。同様の厚底シューズの開発を急ぐ競合他社は、東京五輪で使用可能にするために4カ月の市販期間を見越して準備する必要がありそうだ。
【ニューヨーク=野村優子】世界陸上競技連盟(世界陸連)は31日、靴底の厚さが40ミリメートルを超えるシューズの禁止を柱とする新たなルールを発表した。男女マラソンの世界新など好記録が相次ぎ、規制される
【ジュネーブ=共同】ワールドアスレチックス(世界陸連)は31日、男女マラソンの世界新など相次ぐ好記録を受けて規制の可能性が取り沙汰されていた米スポーツ用品大手ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は31日、オーストリアのゼーフェルトで3試合の総合成績で争う「トリプル」第1戦を兼ねて個人第11戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)は6位だった。前半飛躍(