カルメン・マキ&OZ、45周年記念で再結成&期間限定の全国ツアー開催

カルメン・マキ&OZ(Courtesy of 六角堂)

日本の女性ロックシンガーの魁となったロックバンド、カルメン・マキ&OZがデビュー45周年を記念し、期間限定の再結成。5カ所・6公演の全国ツアー「カルメン・マキ&OZ 45 th Anniversary and “the Last Tour” 2019」を開催する。

カルメン・マキ&OZは1975年に1stアルバムをリリースし、翌76年7月21日にUS録音の2ndアルバム「閉ざされた町」を発表。グランド・ファンク・レイルロードの来日公演のフロント・アクトを務めるなど、当時珍しい女性シンガーのロックバンドとして活躍するも1977年10月18日の新宿厚生年金会館でのライブで惜しまれながら解散した。



その後、昨年10月、川崎クラブチッタの30周年記念イベントで41年ぶりに再結成単独公演を果たす。チケットは即完売となり、41年間のブランクを感じさせない圧巻のパフォーマンスで、2時間30分に渡ってオーディエンスを魅了し続けた。

再結成ライブの評判は公演終了後に拡散し、チケットを入手出来なかったファンから追加公演の要望が殺到。これを受ける形で、再びカルメン・マキ&OZが動き出す。前回は1公演のみであったが、今回は川崎のクラブチッタ(2デイズ公演)を皮切りに札幌、大阪、名古屋、福岡の国内5都市で期間限定の再結成“the Last Tour”を開催する。

各公演のチケットは8月31日の一般発売に先駆け、本日7月17日より先行抽選の受付がスタート。



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カルメン・マキ&OZ

45th Anniversary and “the Last Tour” 2019

11月23日(土・祝) 川崎・CLUB CITTA’
11月24日(日) 川崎・CLUB CITTA’
11月28日(木) 札幌・ZEPP札幌  
12月4日(水) 大阪・なんばHatch 
12月5日(木) 名古屋・ダイアモンドホール
12月13日(金) 福岡・イムズホール

料金:12000円

メンバー:カルメン・マキ(Vo)春日博文(Gt)川上シゲ(Ba)
武田“チャッピー”治(Ds)厚見玲衣(Kb)

公式サイト:
http://clubcitta.co.jp/001/carmenmaki-oz/

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ヌード規制に裸で抗議、Facebook本社前に掲げられた「乳首の写真」

検閲に反対する100人以上の活動家が、ニューヨークにあるFacebook本社前で裸になり、FacebookとInstagramのヌード規制に抗議した。(Photo by Stephanie Keith/Getty Images)

アメリカ時間1日、検閲に反対する100人以上の活動家がニューヨークにあるFacebookおよびInstagramの本社前で裸になり、同社のヌード規制に抗議した。

全米検閲反対連合(NCAC)と写真家兼アーティストのスペンサー・トゥニック氏の呼びかけで行われたこの抗議デモには、乳首と生殖器を露わにしたヌードモデルが「男性の乳首の写真のステッカー」を手に集まった。「既存のヌード規制方針にみられる厳しく、かつ時代遅れな性差別を明らかにするため」とNCACは述べた。

「人間の身体はつねに芸術の対象でした。その表現方法も、洞窟壁画に始まって彫刻、絵画、写真、動画と、技術の発達とともに進化してきました」と、NCACは「We the Nipple」と題したミッションステートメントで述べた。

「ネット上で作品を発表するアーティストの間で最も人気のプラットフォームInstagramと親会社のFacebookは、21世紀を代表するソーシャルメディアでありながら、いずれも裸体の写真表現を禁じています。その一方で、彫刻や絵画でのヌード表現は例外として認めています」

だが芸術的な日曜日の抗議デモの後も、デモの様子を収めた写真や賛同者による投稿写真は検閲の対象とされた。NCACによると、「#WeTheNipple」のハッシュタグつきの投稿は「コミュニティ規制方針」によって、月曜日までにすべてInstagramから削除されたという。

「何十億人ものユーザーに合わせてコンテンツを調整することが困難であること、アートとそうでない画像を区別するのが難しいことは我々も承知しています」と、NCACのプログラムディレクター、スベトラナ・ミンチェバ氏は声明でこう語った。

「ですが、もしFacebookとInstagramがアーティストのためのプラットフォームでありたいと願うなら、ヌード写真に対する現在の行き過ぎた方針を修正するべきです。人間の身体で表現するアーティスト、特にジェンダーやアイデンティティといった問題を掘り下げるアーティストが被害を受けています。ぜひ同社には、芸術支援者や歴史学者、学芸員やアーティストなど世界各地の関係各位の協力のもと、アートフレンドリーな方針を導入していただきたいと思います」

Translated by Akiko Kato

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