いだてん

いだてん紀行

21

2019年6月2日放送

女子スポーツと澤 穂希

今から100年ほど前、女性アスリートの競技は、ダイビングやテニス、体操など、ごく一部に限られていました。近代オリンピックの設立者であるピエール・ド・クーベルタンでさえ、「大衆の面前で女性の競技を見せることは品位を下げる」と述べ、アントワープ大会での女性の参加はわずかでした。
オリンピックに4度出場している澤 穂希さんは、世間の関心が低かった女子サッカーを2011年のワールドカップ優勝で人気スポーツに押し上げました。
澤さん
少年団のチームに入るとき、最初は女の子だからと一回断られたんです。でも、母が「女の子だからダメというのはおかしい。だったら、新しい歴史を作ってください」と言って。「お前、女のくせに」などと言われたこともあります。でも、逆に火がついて絶対負けたくないと思ったので、それが自分の力にはなったと思います。
澤さん
何かを始めるときには、不安もあると同時に、いろんなことを言う人がいると思いますが、何かを変えていかないといけないときには、誰かがきっかけを作ってやり始めないと何も起こらないのかなとも思います。
澤さん
先輩方が頑張ってきた、レールを敷いてくれたおかげだなと、すごく感じます。
来年のオリンピックでは、男女参加の割合が、ほぼ同じになる予定です。

演出 山崎エマ/西口友人プロデュース 橋本佳子

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