いだてん

いだてん紀行

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2019年4月28日放送

髙田裕司&失われた目標

第一次世界大戦によって中止されたベルリンオリンピック。金栗は目標を失います。
その65年後、政府がモスクワ五輪のボイコットを決断。日本選手の参加がまたもや不可能となりました。
全日本選手権8連覇を成し遂げ、金栗と同じように金メダル確実とされていた髙田裕司さんは、当時の会見で「練習してきて、これに出られなかったら…何のためにやってきたか…」と涙しました。
髙田さん
選手として目標を奪われたわけですから、本当に悲しかったです。
あの時、オリンピック代表が300名近くいましたから、この300名もみんな泣きたかったんじゃないかなという気がします。
1980年モスクワオリンピック日本代表選手の山下泰裕さんは…
「将来、一生懸命柔道を頑張って、オリンピックに出るんだ」(当時の会見映像より)
髙田さん
ただ、もしあのときオリンピックがあって、金メダルを取ったとしたら、また違った生き方をしてたと思うんです。
髙田さんは、いったん現役を退きます。
髙田さん
挫折しててもしかたない、と。指導のほうに生きがいを見つけてきたので。逆に今のほうが幸せかな、と思います。
来年のオリンピックに向けて、JOCの理事としても選手の強化に当たっています。

演出 山崎エマ/西口友人プロデュース 橋本佳子

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