いだてん

いだてん紀行

14

2019年4月14日放送

日本の体育教育

東京都文京区。ここは、近代日本の教育の土台を作ったとされる東京高等師範学校があった場所です。ここで嘉納治五郎や永井道明は、その後に残る体育教育の姿を生み出しました。
筑波大学体育系 真田 久 教授
嘉納治五郎はスポーツ、あるいは武道の価値を認めていき、一方の永井道明は、体操を中心にいかに体格をきちんと作るか。それで、戦前まではこの肋木ろくぼくが中心的な器材になりました。
「学校体操教授要目」という教材の普及に力を入れた永井に対し、治五郎は水泳実習や健脚競走を取り入れます。
真田教授
水泳、あるいは長距離走はお金がなくても、また運動のうまい下手に関係なく誰でもできる。こういうスポーツこそ、国民みんなが行うべきスポーツだと。
東京高等師範学校の卒業生が広めた「夏は水泳、冬はマラソン」という習慣は、今もなお根付いています。
ちなみに、可児 徳がイギリスから持ち帰ったとされるドッジボール。
真田教授
日本ではこんなに盛んですが、生まれたヨーロッパではほとんどやられていません。ヨーロッパで「ドッジボールって何ですか?」と質問を受けたことがあります。

演出 山崎エマ/西口友人プロデュース 橋本佳子

  • twitter
  • facebook

シェアするhelp