【プログラミング独学】未経験の初心者が0からスキルアップできる効率的な勉強法

プログラミングを独学でマスターするには、勉強法が重要になります。

特に初心者の方は、最初のスタートで挫折するか継続するかが変わります。

独学の場合、頼れる人が周りにいないことが多いので、なかなか理解できず苦労する方も多いと思います。

私も独学で未経験の初心者からプログラマーになりましたが、色々と遠回りしたと思うこともありました。

今回はプログラミング未経験の初心者が、独学でプログラミングをマスターできる効率的な勉強法を紹介します。

初心者が独学でプログラミングをマスターするのに必要な勉強時間

プログラミングを独学でマスター(自分で一から作れるレベルとします)するのに必要な勉強時間は、当然ですが個人差があります。

個人差はありますが、独学でも1年くらいでプログラミングが組めるようになっていきます。

今回は一から自分でプログラミングが作れるレベルを対象としているので1年位としました。

ドットインストールやプログラミング入門書で学習できる、基礎的な内容であれば1ヶ月もあればできます。

例えばPHPPythonでfor文やif文などの基本文法を覚えるなら、ゆっくり学習すれば独学でも理解できるでしょう。

ですがプログラミングの基本的な文法を理解しただけでは、プログラムを自分で作ることができません。

一からプログラミングができるようになるには、より実践的な学習が必要になります。

日本の英語教育などに似ていて、英文法を覚えても英語が話せないのと近いものがあります。

英語なら外人と話して学習するように、プログラミングも自分で一からプログラムを組めるようにならないと本当の意味でマスターしたとは言えません。

もし時間をかけずにプログラミングを勉強したいならば、プログラミングスクールおすすめ【社会人向け】も参考にして下さい。

初期費用はかかりますが、学習効率は独学よりアップします。

プログラミング独学の勉強法【初心者】

ここでは、プログラミング未経験の初心者が、プログラミングの基礎となる文法を理解することを目的としています。

初心者の方がプログラミングを独学で学習するなら、以下の手順で勉強するのがおすすめです。

  1. パソコンを準備する
  2. プログラミング言語と教材を決める
  3. 基礎的な文法を理解するまで学習する

いきなり高度な学習をすると挫折するので、まずは基礎となる文法を理解することを目標にしましょう。

パソコンを準備する

プログラミングを独学で勉強する場合、必ずパソコンを準備してください。

参考書を読むだけよりも、実際にプログラミングをした方が上達するからです。

独学でのプログラミング学習の場合、パソコンは高スペックのものを購入する必要はありません。

勘違いしている方も多いのですが、プログラミングをするのに必ずしも高スペックのパソコンが必要なわけではありません。

一般ユーザーが使うパソコンでも、プログラミングは勉強できます。

将来的なことを考えて少しスペックが良いのを購入してもいいですが、無理する必要はありませんよ。

あとWindowsMacかですが、どっちでもいいです。

Macを推す声も多いですが、Windowsでもプログラミングはできます。

プログラミング言語と教材を決める

パソコンを準備したら、次に必要なのは教材を決めることです。

初心者の独学でプログラミング言語選びに迷ったら、以下が人気なのでおすすめです。

あとは、そのプログラミング言語の入門書で学習を開始しましょう。

文法を覚えるならオンライン学習もおすすめです。

オンラインであれば、ドットインストールなどはプログラミングの基礎的な文法を覚えるのにピッタリです。

ただ以前、初心者に利用してもらったら挫折したので、難しければ参考書の方がいいかもしれません。

基礎的な文法を理解するまで学習する

独学で勉強するプログラミング言語と教材を選んだら、あとは基礎となる文法をしっかりと学習しましょう。

ここで大事なことは内容を正確に理解することです。

理解せずにどんどん次に進むのではなく、まずは確実に基本を覚えることに専念しましょう。

初心者の独学だと、1回勉強しただけではわからないことも多いと思うので、覚えるまで何度も繰り返し復習しましょう。

1回では理解できなかったことも、5回くらい復習すると理解できるようになりますよ。

プログラミング初心者の独学は、基礎が理解できないまま次へ進むと挫折します。

ゼロから基礎を覚えるのは大変ですが、まずはこのステップをクリアすることを目標にして下さい。

プログラミング独学の勉強法【初中級者】

独学でプログラミングの基礎を身につけたら、次は少し実践的なステップに移ります。

プログラミングスキルを上達させるには、自分でコードを書くのが一番です。

動かしながらアルゴリズムを理解できるようになると、本当の意味でレベルアップすることができますよ。

初中級者のプログラミング独学におすすめの勉強法としては

  1. 参考書やネットのコードをコピーして動かす
  2. 自分でそのプログラムを応用してみる

この流れでプログラミングを勉強すれば、初中級者が着実に実力をつけることができます。

参考書やネットのコードをコピーして動かす

多くの参考書やネットの参考サイトは、プログラミングコードをサンプルで説明しています。

フォームの作り方や掲示板など。

そうしたサンプルを、書いてある通りにプログラミングを作ってみましょう。

注意としては、ただ書いてある通りのプログラミングをするのではなく、それがどんな動きなのか、どうしてそうなるのかをイメージすることです。

プログラミングの独学で大事なことは、自分が何を作っているのかを理解することだからです。

最初は難しいと思いますが、まずはプログラミングのコードを見て真似て、それがどう動くのかを把握してください。

とりあえずコピーしたものが動くだけでも、最初はかなり感動しますよ。

自分でそのプログラムを応用してみる

コピーが終わったら、自分でそのプログラムを応用して作り変えてみましょう。

この時、大事なことは最初に何を作りたいかゴールを見つけることです。

例えばWEBで良くある「お問い合わせフォーム」なら、項目を増やしてみるなどゴールを決めましょう。

作ってみたいものを考えて、それを自分で考えてプログラミングすることで、独学でもプログラミング能力は飛躍的に上がります。

注意としては、いきなり難易度の高いものではなく、今まで勉強したことで作れるレベルのゴールを設定することです。

最初はコピーから始めて、それをブラッシュアップすることでプログラミングスキルを伸ばすことができます。

初心者のプログラミング独学にスクールは必要か

初心者の方でプログラミング学習に、スクールを利用するか迷っている人もいると思います。

私がプログラミングを勉強し始めた頃は、プログラミングスクールは少なく質も低いと言われていたので選択肢にはありませんでした。

ただ現在はプログラミングスクールが増え、プログラミングスクールで勉強してIT業界に転職する人も増えています。

「初心者にプログラミングスクールは必要か」ですが、スクールに行かなくてもプログラミングは覚えられます。

ですが独学だと、どうしても以下の悩みでプログラミング学習を挫折する人も少なくありません。

  • 勉強のやるきがでない
  • 独学で勉強しているがプログラムが理解できない
  • 基本はわかったけど次にどうすれば良いかわからない
  • 手っ取り早くプログラミングを覚えたい
  • IT業界のことを知りたい

こうした悩みを持つ人は、プログラミングスクールを利用するのは良い方法だと思います。

スクールであれば、講師がきちんとポイントを教えてくれますし、課題もでるので勉強しなければならない環境を作ることができるからです。

正直、参考書を使っての勉強は、解説がわかりにくいものも多いですし、楽しいものではありません。

プログラミング独学を挫折する初心者の多くは、プログラムを「理解できない」「難しい」と感じて、挫折しています。

独学では解消できないことを、プログラミングスクールは手助けしてくれます。

また将来、プログラマーとして働きたいのであれば、プログラミングスクールを利用するメリットは大きいと言えます。

プログラミングスクールの講師の多くは、実務経験者なので現場のことを良く知っています。

実務に必要なプログラミング能力だけではなく、実際の現場で必要なコミュニケーションなどについても教えてもらえるでしょう。

将来の仕事まで見据えてプログラムを独学で勉強するならば、プログラミングスクールも選択肢に入れていいと思います。

プログラミングスクールおすすめ!社会人向けのスクールを徹底比較したランキング

独学で現場レベルのプログラミングスキルを身につけることはできるのか

現場レベルのプログラミングスキルを独学で身につくかですが、もちろん可能です。

ですが実践で使えるプログラミングスキルを身につけたいのであれば、IT業界で働くのが一番の近道です。

プログラミングを仕事にすれば、毎日使いますし、嫌でもレベルアップします。

ちなみにIT業界は人材不足なので、未経験でも入社できる会社はあります。

実はプログラマーは未経験入社の人も多く、現場でゼロからプログラミングを覚えている人もいます。

ですが、未経験で入社すると想像以上に厳しくですし、下手するとエクセルしか使わない現場に配属されることもあるので注意しましょう。

もし、IT業界への転職を考えているのであれば、その道のプロに相談してから転職することをおすすめします。

IT業界の転職については、【IT系】おすすめの転職エージェントと転職サイト!エンジニアから口コミ評価が高いIT業界に強いランキングにまとめているので参考にして下さい。

プログラミングは一生の財産になります

プログラミングスキルは一生使えるものですし、フリーランスなど人生の選択肢を増やすことができます。

スキルが上がれば仕事は取れますし、企業でも高給取りのSEやプログラマーはたくさんいます。

IT業界でスキルを磨いて、独立して成功した年収1000万超えのSEやプログラマーも増えています。

プログラミング学習は

  • 初期コストを抑える独学
  • プログラミングスクールに初期投資する

どちらでも学習できます。

実際、IT業界で働けば1~2ヵ月の給料でプログラミングスクールの費用は回収できます。

転職目的であれば、プログラミングスクールを利用を検討してもいいと思います。

時間があるなら、独学でゆっくりと学習する選択もありでしょう。

独学だけがプログラミングの学習法ではないので、挫折しそうなときは他の方法も検討してみて下さい。