新型コロナウイルスとインフルエンザ対策はバッチリだった。中日ドラフト1位・石川昂弥が宿舎に持ち込んでいたのは殺菌効果のあるオゾン発生器「O3プレミアム」。20万円の高額グッズをドラフト前に買っていたという。
東京都など救急車に採用されているから効果はお墨付き。「脱臭効果もあって、部屋の臭いはすぐに消えます。風邪もひきません」。プロ入り後に病気にかかったら一大事。購入を決めた。
必要だと思うから超音波治療器と電気治療器にも計125万円をはたいた。計画性抜群なのだ。
一方で、ちゃめっ気もある。この日、場外弾を見つけたのはカメラマン。「ボールに場外1号と書いて」と依頼されると「練習ですよ? 風があったからですよ? ヤバいお願いされた~」と苦笑いしつつ「分かりました。(フリマアプリの)メルカリで売れたら、いくらになったか教えてください(笑)」と言いながらペンを走らせた。
ユーモアで場を乗り切るセンスもある。バットだけではない。石川語録も楽しみになってきた。