京田選手会長、目配り、気配り、Ｔシャツ配り

　中日の京田陽太内野手（２５）が３０日、春季キャンプで離脱者が出ないようにけがの早期発見隊となることを誓った。

　「選手がアピールしようとなるのは自分もすごく分かります。何か体に異変があっても言い出しにくくなる。なので自分が気付いた時にはトレーナーさんとの間に入って、伝えていければいいかなと思います」

　選手会長の大任を受けて初めて臨む春季キャンプ。シーズン開幕に向けたチーム内の競争がいよいよ本格化する。大きなけがはシーズンを棒に振ることにつながりかねない。だからこそ早めの異常検知で重症化を防ぐ考えだ。

　選手会長として、ナゴヤ球場での合同自主トレを張る新人選手たちにけががないように見守った。今後は、見守り隊長に加えて、新たな肩書きを持つ。けが発見隊長だ。

　大きなけがにつながらないように何か気付いたら選手に声を掛け、トレーナーとの間をとりなすつもりだ。