マリナーズは30日、ダイヤモンドバックスからFAになった平野佳寿投手(35)と単年契約で合意したと発表した。年俸は160万ドル(約1億7400万円)で、昨季年俸300万ドル(約3億2700万円)から約47%ダウンとなった一方、最高100万ドル(約1億900万円)の出来高も設定された。30日のAP通信が伝えた。
給料は約半分になったが、やりがいがある契約となった。出来高の詳細は、登板数が30、35試合で各5万ドル。45、50試合で7万5000ドルずつ。55、60試合で各15万ドル。また、試合を締めた数についても設定され、こちらは20試合で5万ドル。25、30試合で7万5000ドル、35試合で10万ドル、40試合で15万ドルとなっている。
平野はメジャー2年目だった昨季、登板62試合で5勝5敗、1セーブ15ホールド、防御率4・75。2018年は75試合で32ホールド、防御率2・44をマークしている。マリナーズはこれまでイチロー、佐々木主浩ら多くの日本選手がプレーしてきた球団で、昨季は68勝94敗と大きく負け越しア・リーグ西地区最下位に沈んだ。今季から菊池雄星投手(28)の同僚となるだけに、2人のリレーで勝利を飾ることもありそうだ。