2020-01-31

学生ときエキストラボランティアをやった

もう数年前、学生だったとき自分が通っていた大学ドラマロケ地に選ばれて、撮影エキストラ学内募集していた。

興味本位から自分エキストラに応募した。当日は一般学生使用禁止し、いつものキャンバス撮影スタッフ大勢来ていて、なんだかドキドキした。

エキストラキャンバスの中の通行人役で、シーンに合わせて何度も同じことをやる必要があり、思った以上に大変だった。撮影が4時間ほどすぎ、小休止の時間がとられた。自分喫煙者だったので、近くの喫煙所に行った。喫煙所にはすでに1人の男性タバコを吸っていた。

自分タバコを吸いながら、何気なくしかけた。

「いやー、撮影って大変ですね」

今日ちょっと押してますね」

「よくエキストラには参加するんですか?」

「いえ、エキストラではないのですが、ドラマ仕事をしています

「へー、そうなんですね」

そんなたわいもない話をし、休憩時間が終わったので撮影場所に戻った。

すると、撮影を遠くの方から見ていた女性たちが、さっきの男性に向かって「旬くーん!」と黄色い声援を送っているではないか男性もそれに手を振って応えている。

あとからわかったのだが、その男性は小栗旬という当時からして大人気の俳優だった。自分日本ドラマを全く見ないので知らなかったのだ。

それを知ってから、なんて失礼なことを話しかけたのだろうと恥ずかしくなった。けれども、同時にとても好感度が上がった。失礼なことを言う自分に対し、何のおごりも見せずに丁寧に対応していた小栗旬さん。今ではとても好きな俳優の一人です。

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