いだてん

いだてん紀行

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2019年2月17日放送

髙橋大輔&地元支援

いつの時代でも、アスリートにとって資金集めは大問題。
オリンピックに3度出場し、去年現役復帰を果たした髙橋大輔さんも、お金がかかるフィギュアスケート界でさまざまな苦労を経験しました。
髙橋さん
衣装は手作りで作ってもらったり。九州などの試合のときもホテルに泊まらずに車の中で寝たりすることもありました。
髙橋さんの地元では、そんな彼を少しでも支援しようと、自然に募金が集まるようになったといいます。
昔からの知人 初瀬英子さん
お客さんが「お釣りはいいよ」って、ペットボトルに穴を開けたものに、そのまま入れてくれた。これはオリンピックが全然関係ないときに『試合頑張れ』とか『オリンピック』とか書いて置いていたんです。
髙橋さん
手を差し伸べてくれたりとか、それこそ募金をもらうとか、そういうことばかりが続いてきたからやってこられたんだなと思います。
トップアスリートになってからは、閉鎖危機のリンクの募金活動にも参加。
髙橋さん
素直に今、スケートが好きだな、と言えるので。いつまで滑れるか全然わからないですけど、何か自分ができるサポート、自分じゃなきゃできないことってあるんじゃないかなと思っています。
地元に支えられたオリンピアンは、恩返しを続けていきます。

演出 山崎エマ/西口友人プロデュース 橋本佳子

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