
Googleは2019年、企業向けのハングアウトをハングアウトChatとハングアウトMeetに分割しましたが、他の機能も取り込みつつ、また1つのアプリへの統合を計画しているようです。
The Informationによると、ハングアウトChat、Meet、Gmail、Googleドライブなど、メッセージングに加えてストレージ機能も統合した、企業向けの統合アプリに取り組んでいるとのこと。すでに社内でのテストが開始されているとしています。G Suiteの一部として提供が予定されており、SlackやMicrosoft Teamsなどと競合する、コミュニケーションハブになりそうです。
これらのアプリが1つに集約されると、ビデオ会議やメールの返信のために別アプリを立ち上げる必要がなく、Googleドライブから直接資料の共有なども行えます。せっかくならGoogleカレンダーも統合すればと思いますが、何かしら事情があるのかもしれません。
ハングアウトChatではなく、Slackを選んでいる企業で乗り換えが進むのかは未知数ですが、便利なのは間違いないでしょう。
いつ頃リリースされるのかの情報はありませんが、タイミング的には、5月に開催されるGoogle I/Oで発表される可能性もありそうです。

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