On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-01-29 20:31:10
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たいせつな情報ふたたび その1

▼武漢から救出された206人の同胞をめぐって、「多くのひとを自宅に帰すなんて」「2次感染で国民を危機に晒して安倍政権は平気なのか」という趣旨で凄まじく激怒なさるコメントが、この地味ブログに殺到と言いたくなるぐらいの勢いで来ています。
 それはオールドメディア情報ですね ?
 すくなくとも、ぼくが夜7時のNHKニュースを、仕事をしながら横目で見た限りでは、何だかはっきりしない不明瞭な報道ぶりでしたが、「少なからぬひとは自宅待機になった」という印象を受ける報道でした。

▼これはまったく間違いです。
 自宅に帰ったのは、206人のうち、ちいさなお子さん、ただひとりです。

 すくなくとも1月29日の夜7時半ぐらいの段階で、ぼくが確認した限りでは、そうです。
 今後、何らかの変動があるかも知れませんが、もう一度言います。少なくとも今夜は、そうです。

▼そしてこのお子さんは、しっかりと、良き意味で管理されていて、仮に潜伏期などの問題を考えても2次感染に繋がる怖れは非常に低いです。
 他の方は、一部が指定病院に入院なさり、大半のかたは政府が用意した、東京から遠いホテルにいらっしゃいます。場所もホテル名も分かっていますが、記しません。
 そしてこのホテルもいつまでも使うのではなく、政府管理の宿舎に移っていただく方針も、先ほどの非公式会議で決まりました。

▼間違った情報は、オールドメディアだけなのか、それともネット情報も間違っているのか、いま現在のぼくはそのような間違った情報を流すところにアクセスしている時間がありません。
 ぼくが確認したのは、いつものように、記者時代も、民間専門家の端くれの時代も、国会議員の今も、当事者に直接です。
 そもそもNHKを含めたオールドメディアは、前述の、総理をトップに政府の首脳陣が非公式にやっている対策会議の存在自体を知らないのではないですか?
 左巻きの思い込みがおかしいだけではなく、取材すらまるで、できないのですね。
 だから、予算委員会での総理答弁の変化や、菅官房長官の記者会見での変化にも、オールドメディアはどこも何も気づいていないようです。

▼先ほどの対策会議で、これから二晩かけて帰ってこられる440人ほどの同胞についても、上記のようになることが決まりました。
 客観的に言って、日本の政府は出だしの遅れはありましたが、いまはみずからを省みられて、良くやっていると思います。
 やっと祖国に帰ってこられた同胞のたいせつな人権と、二次感染の防止と、それらのバランスを良く取っていると思います。
 試行錯誤はあっても、帰国者については、諸国のなかでも今は良き判断になってきています。
 まだ困難は多々ありますが、良くなってきています。

 みなさん、夜道とオールドメディアとネットには、お気をつけください。
 ぼくらの祖国の政府がいつも諸国より劣っているような思い込みは、もう必要ありません。
 またあとで、詳しい経緯を記しますね。

 
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