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『東亜重工』フォント、イワタが製品化。弐瓶勉監修、合成人間フィギュアつき限定版も

約7700文字!

Ittousai
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東亜重工

書体制作の老舗イワタが、新作フォント『東亜重工』の製品化を発表しました。アニメにもなった『BLAME!』『シドニアの騎士』など、漫画家 弐瓶勉の作品に登場する架空企業 東亜重工の特徴的な書体を、個人でも商用でも使えるようになります。


東亜重工

東亜重工といえば、漫画家 弐瓶勉の作品群に登場する企業。『BLAME!』『バイオメガ』『シドニアの騎士』など、それぞれ世界観が異なる作品にスターシステム的に登場するため、ときに物語の主人公である人造人間の製造元であったり、ときに地球を追われ星間播種船でさまよう人類の命綱となる巨大ロボット『衛人』のメーカーだったりと、全貌が描かれることはない謎の存在です。

(ややこしいことに、現在の日本に実在する会社の名前でもあり、変形ヘッドホンやら作業着やら防護靴を製造販売するブランドでもあります。)

各作品での描写に共通するのは「特異な技術力を持つ超ハイテク企業であること」「舌を噛みそうな名前の兵器を作りがちであること」そして「ちょう格好いい直線的書体を偏用すること」。

「東亜重工製フォント『東亜重工』」はこの東亜重工書体を弐瓶勉 本人の監修のもと、イワタが開発・販売します。含まれるのは英数字・ひらがな・カタカナ・JIS第一・第二水準漢字、非漢字ほか約7700文字。

劇中ではどう考えても使われなかったであろう文字もしっかり含むため、汎用フォントとして使えます。個人が文章やイラスト等に利用できるほか、諸条件のもとで商用もできるようになる見込み。


東亜重工

商品構成としては通常版と限定版の二種があり、限定版にはかすれたような『東亜重工 GRUNGE(仮)』も収録します。

限定版にはさらに、弐瓶勉 監修・千値練 制作のフィギュア『合成人間』特別仕様版も付属。フォントなのにフィギュア付き限定版ありという、何を言っているのかちょっと分からない展開です。

イワタ「東亜重工製フォント『東亜重工』」は2020年秋発売予定。価格やフィギュアの詳細は今春改めて発表予定です。



Engadget 例大祭にまさかの『東亜重工』出展。弐瓶勉 公式ギアや変形ヘッドホン試聴も(2015年)
 

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関連キーワード: blame, font, iwata, Knights of Sidonia, toa heavy industry, tsutomu nihei
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