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JR芸備線で上下5本を増便へ 自治体要望受け、4~7月限定で

JR東城駅に入線する芸備線列車
JR東城駅に入線する芸備線列車
 JR西日本岡山支社は30日、新見市と庄原市を結ぶ芸備線で4月4日から7月31日まで、普通列車(1両編成)を上下5本増便すると発表した。両市からの要望に応えたという。

 増便は、下りが午前8時台の東城発備後落合行き、同8時台と11時台の新見発東城行きの計3本。上りが同9時台の備後落合発新見行きと同11時台の東城発新見行き。土日と祝日に現在運休している新見―東城間の午前中の上下2本も4月から休まず運行する。

 芸備線を巡っては庄原市が2019年度から本格的に利用促進に取り組んでいるほか、同市と新見市から相次いで増便を求める要望が同支社に出されていた。ただ、同支社は「増便は、運行体制が整った4月から7月までで、8月以降は今のところ計画していない」としている。

(2020年01月30日 22時12分 更新)