いだてん

IDATEN倶楽部

2019年23

「いつも元気に歌を歌っている、太陽のような女性かなと思います」

金栗四三の幼なじみで、やがて四三の妻となる春野スヤを演じる綾瀬はるかさん。走ることしか考えていなかった夫を支えたスヤはどんな女性だったのか? また、綾瀬さんは「いだてん」にどんな魅力を感じているのかを語っていただきました。

「歴史をすごく重々しく語るよりも、笑いを交えながらジーンときたりというのが、すごくいいバランスで書かれているなと思いました」

以前、大河ドラマ「八重の桜」に出させていただいて、NHKさんに通うのも大好きでしたし、大河ドラマというものも大好きだったので、また参加できることがまずとてもうれしかったのと、今回、オリンピックに向けた話をするということで、ちょっとお祭り感がある感じで、そういった機会に参加できるというのも、すごく幸せに思っています。

宮藤官九郎さんの脚本は、けっこう悲しいことも、すごく重々しく悲しくはならず、あえてそこを笑いに変えるから余計にジーンときてしまう。そのテンポの良さみたいな、宮藤官九郎さんのパンッと明るい感じ、ノリの良さみたいなところが、すごくいいバランスで書かれているなと思いました。

「元気なところとか、わりとこうと思ったらこうというような、まっすぐな部分は共感できるところがすごくあります」

今回演じさせていただく春野スヤさんは、とにかく前向きな女性というのが印象的ですね。まっすぐと凜とした強さもあったり、とても明るくって、いつも元気に歌を歌っているような女性で、太陽のような女性かなと思います。元気なところとか、わりとこうと思ったらこうというようなまっすぐな部分は共感できるところがすごくあります。
実際にスヤさんのご家族にもお会いしたんですが、スヤさんはとにかく世話好きで、何でも手作りでやることが早くて、いつも元気。お亡くなりになるギリギリまでお酒を飲んで自転車節をみんなの前で歌われていたような方だったみたいです。
本当にみんなの中心になるような、そういうポジティブでパワフルな女性だったんだと聞いて、なるべく近づけるように頑張りますとお伝えしてきました。

劇中では自転車で爆走しながら自転車節を歌うシーンだったり、金栗さんのオリンピック出場を応援するために踊りながら歌ってみたりします。わざわざ自転車節に合わせた振り付けまでしてもらったんですけど、少し難しかったかな(笑)。

「見てくれた方に、自分も頑張らなきゃと思ってもらえるんじゃないかなって思います」

撮影を通して感じているのは、「オリンピックって当たり前のように感じてるけど、ここまで来るのにすごく道のりがあった」こと。「世界の選ばれた人がそこに集まって手を取り合いながらできるのは、平和だからこそなんだな」というようなことも改めて知りました。
大河ドラマ「いだてん」は、本当に楽しくて心が温まって、よりオリンピックを違う目線でみんなが楽しめるようになる、そういうすごい作品になるんじゃないかなと思っています。
また、出てくる登場人物の方が個性的で、どの方もおもしろい(笑)。みんなその時代に自分の信念があって生きている人ばかりで、そのぶつかり合いとかも、見ててすごくおもしろく書いてありますし、オリンピックを断念しなければならないとか、いろいろ悲しいこともつらい苦しいこともあるんだけど、登場人物のポジティブさに逆に胸が熱くなったりするところもあって、何かに向かう人の信念みたいなものがすごく描かれていて、自分も頑張らなきゃと思うような、そういう作品になっているんじゃないかなと思います。
金栗四三の幼なじみであり、やがて妻となって四三を支えていくスヤ。演じる綾瀬はるかさんが「太陽のような女性」と語るスヤの元気いっぱいの笑顔に、ぜひご注目ください。

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