いだてん紀行

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2019年12月15日放送

オリンピック参加の歴史

「参加することに意義がある」と唱えた近代オリンピック創立者、ピエール・ド・クーベルタン。
オリンピックは時に政治や戦争に影響を受けながらも、参加する国と地域が増えていきました。1964年の東京大会では、初参加が15か国。田畑が夢見た多彩な民族が集まる大会が実現しました。
その時初参加した、アフリカ・北ローデシア代表のチャールズ・フォックスさん。
チャールズさん
人数が少なかったので、ほかの選手団の大きさに圧倒されました。
16歳だったチャールズさんには、多くの女性ファンができたそう。
チャールズさん
「ファンクラブができたね」と言われました(笑)。そして私たちは、北ローデシア人として来日し、ザンビア人として帰りました。
なんと、閉会式の日に母国が独立を迎えたのです。
チャールズさん
東京オリンピックの閉会式が自分たちの新しい国のお披露目の場になるとは、とても特別で感激しました。僕の人生にとって大きな出来事。オリンピックに参加して大きな自信と無限の可能性を感じました。
さまざまな背景を持った参加者が集うオリンピック。前回の2016年リオデジャネイロオリンピックからは「難民選手団」も設けられ、母国から出場できない選手も参加しています。
来年、東京は56年ぶりに夢の舞台となります。

演出 山崎エマ/西口友人プロデュース 橋本佳子