ニグン

「超高位マジック・キャスター、アインズ・ウール・ゴウンが街に迫っている今、あちこちがパニックになっています。最初から最後までどうすることもできないので、やってくるまでの時間を素敵なゲストを迎えてお送りします」

「「「「終ぅ～末ぅ～」」」」

ニグン

「それでは豪華なゲストをご紹介しましょう。

まずは若き天才、アルシェさんで、あーーーーーー!?

全裸です!!　天才美少女マジック・キャスターが、全裸です!!」

あるしぇ

「すっぽん☆ぽんぽこ☆ぽんぽこりん」

ニグン

「しかも目が死んでいます。いつものアルシェさんではありません！

しかもお尻には○※△……？　らしきものが!!」

アルシェ

「そこの司会者、ピーピーうっせえんだよ、なめるんじゃないよ」

ニグン

「なめてません。でも一応生放送なんで公共良俗に反することは……」

アルシェ

「いーんだよ明確に本編で書かれてないだけで裏ではもっととんでもないことが大量におきてるんだから」

ニグン

「そうだったんですか」

アルシェ

「そうそう、私なんてとある墳墓に……おえええええ」

ニグン

「吐いたー!?　なんか思い出して吐いたー!?

なお、アルシェさんには後ほどヒット曲『L.L.L.』を歌っていただきま……」

あるしぇ

「誰があんな怖い歌歌えるか角生えた人に《お勧めはメンチカツ》されるわこの×○■が!!」

ニグン

「次のゲストは、邪教の神官クレマンさんですってあれ、相棒のミイラ君が落ちてますよ？」

クレマン

「この戦いについて来れそうにないからWeb版においてきたんだ～」

ニグン

「置いて来たどころか足元にいるじゃないですか。それ、連れて来たレベルですよね!?」

ミイラ君

「…………」

クレマン

「けど、ぶっちゃけ私がこの戦いについていけてない……」

ニグン

「ぶっちゃけた!?」

クレマン

「というわけで2番、クレマンちゃん歌いまーす。

逃げ場はどこエーイエーエイーエー

探してーイエーイエー

With　埋葬～」

ニグン

「え～どうやらこの方も精神状態がよろしくないようです」

クレマンティーヌ

「いつか出会う悪い夢のようで

めざめても逃げられなーい」

ニグン

「次々とゲストのトラウマが明らかになりなんだか冷や汗が出てきました。

次の方は一体どんなお悩みをお持ちなのでしょうか。

この物語の著者、『丸山くがね』さん……、っ!?　いや、様です！」

丸山くがね様

「私は今日お知らせしなければいけないことがあってここに参りました」

ニグン

「うーわ、やっぱり何かあるようです」

丸山くがね先生

「実は、今度私の作品『オーバーロード』が書籍として出版されることになったんです」

ニグン

「ええええ!?」

クレマンteaぬ

「どうせ他のWeb小説みたいに、ネットで掲載した内容をそのまま本にするだけなんでしょ、ケッヘヘヘヘ……」

アルシェ

「こーゆー場合大体が書籍版になるにあたってちょっと書き足す程度か、場合によってはほとんどそのまま本になる」

クレマンティーヌ

「まあいいんじゃないですかねぇ製本とか冊子にするだけで金取れるんだし手間代だと思っちゃえば。ネットつなげば買わなくて済むけどぉ。買わなくて済むけどぉお？」

丸山くがね様

「では、思い切って書籍版では増量だけじゃなくて別展開やってみましょうか……」

ニグン

「えー！　マジですか」

クレマンティヌス

「え!?　まさか本当にできませんよね?」

アルシェ

「まさかとは思うけど、無理して体調崩しちゃ元も子もありませんよ」

ニグン

「そうそう、Web版の更新も止まっちゃう場合も結構あるんだし

……って、なんか3人妙に息が合いましたね」

丸山くがね様様

「じゃあ、がんばりますよ……へぇぁぇぁぁぇ!!(ｶｯ)」

ニグン

「執筆時間すごっ!!」

丸山くがね大先生

「あ、アニメ化しました」

「「「うそぉぉぉぉ!?」」」

オレンジ・マーマレード様

「いやあ良かったね丸山さん、ここが正念場だよ。がんばりなよ？」

ニグン

「相変わらず仲いいですね」

アルシェ……？

「あたしぃ、変な吸血鬼に追いかけられたことあるんですよぉ」

ニグン

「エントマさんみたいな喋り方になってる！」

モモン

「モモンブリーカー！　死ねえ！」

ニグン

「アンタどこから出てきたんですか!?」

クレマン・ティーヌ

「この英雄の域に片足突っ込んだクレマンティーヌ様はなあ、アインズみたいな化物でもなきゃ負けねえんだよきゃはは！　こんなもん余裕で脱出を……え、なんで!?」

ｺﾞﾘｺﾞﾘﾒｷﾒｷ

ニグン

「……えー世の中、どんなに強くても喧嘩売ってはいけない相手がいるということですね。

エンディング曲はバハルス帝国皇帝ジルクニフさんの『未来への咆哮』です。どうぞ～」