今回は名探偵うさみちゃんシリーズのパロディです。
クマ吉くんの登場するシリーズです。
名探偵っスか!アウラちゃん
アインズ・ウール・ゴウンのアウラちゃんは普段ナザリックに住んでいるダークエルフだよ。
双子のお姉さんでマーレくんという弟がいるよ。
???
「きゃー」
アウラちゃん
「何かあったのかしら」
アウラちゃん
「どうしたんですかアインズ様? また異形種狩りのプレイヤーに袋叩きにされたんですか?」
マーレ
「ありえないことけど、まるでどこかで見て来たかのようにリアリティのある言葉だねお姉ちゃん」
アウラ
「敵が来たのであれば私たち守護者一同、全力でお守りしますよ」
あいんず様
「私の右手が肘から先、どっかいったんだ」
アウラ
「やまいこ様の『女教師怒りの鉄拳』でもつけてロケットパンチごっこでもしてたんですか?」
あいんず様
「スケルトン系種族に関節外し系のスキルを使うと骨が外せる特殊なバッドステータスがあったが、そちらに近い気がするな」
マーレ
「(あっ! お姉ちゃんがソリュシャン・イプシロンみたいな死んだ魚のような腐った目になってる。
これは事件を起こした犯人のせいで受けたストレスが原因だと言われているんだ。
この特徴からお姉ちゃんは別名『アウラちゃん目つき怖!!』といわれているんだ。
あのヘドロのような目つきから逃れられる犯人は一人もいないんだ……)」
姉の視線を追うと、アルベドのドレスの胸の谷間から骨格標本のお手々のようなものがはみ出していた。
アルベド
「ソリュシャンごっこ~
あーん、体の中にあいんず様を包み込めばきっとこんなふうに……」
ふぁんふぁんふぁんふぁん
アルベド様ご乱心!
アルベド様ご乱心!
アインズ様
「…………」
アウラ
「…………」
のぞきなんて最低だ
???
「きゃー」
アウラ
「え、また事件? ……どうしたんですか?」
アインズ様
「覗きだアウラ。誰かが私がスライムにまみれて入浴しているところを覗いていたんだ」
アウラ
「……チラッ」
アルベド
「え、ちょっと違うわよアウラ。確かに前科はあるけど」
アインズ様
「それは違うかもしれないぞアウラ。犯人は逃げる時『ありんす』と言っていたからな」
アウラ
「……なんかものすごく聞き覚えがある口癖なんですが、アインズ様」
アインズ様
「だが、直接の証拠がないのに犯人と決め付けるのもよくない」
アウラちゃん
「んー、たしかに普通に考えれば犯人はシャルティアです。
でも、
『あ、ここから風呂の中が覗けるぞ
リスクなしに覗き場所が確保できてラッキー、どれどれ……
んもー、せっかく美女の入浴シーンを覗けると思ったら
スライムと骨の絡みとか誰得だよ見なきゃよかったチクショー』
の略かもしれないですね」
アルベド
「そんなことはないわ!! 私の超愛してるアインズ様がただ単に裸でお風呂に入っているだけではなく、そのお体にスライムをまとわり付かせて体の隅々の細かい隙間まで粘液質の半透明にまみれながら丁寧に丁寧になめる様にお掃除されてゆくご様子は鼻血が出るほどエロティックで官能的でその時なんてアインズ様の肋骨の隙間を胸腔の内側からスライムがすり抜けたり戻ったりを何度も何度も繰り返したのよ? ああん、私もアインズ様の肋骨の内側に手を入れてアインズ様のお体の内側をなでてすりすりしてちょっと手を入れるのも恥ずかしいところから刺激してみたい、それで胸の内側を裏側からなぞってもどかしい思いを感じてもらいながら肋骨のどこの隙間から指が出てくるかわからない緊張感と出てきたときのくすぐったさをアインズ様に感じていただきたい! それにスライムに埋まっていたと言うことは私から見えなかったけどアインズ様の骨盤や大腿骨や脛に足の甲に足の裏も全部全部スライムに浸ったということよね、私もアインズ様の背中から抱きついてアインズ様の骨盤の横に出っ張った部分を後ろから親指と人差し指と中指の3本ですぅーってなでながら前の方に手をまわNGNGNGNGNG……」
ふぁんふぁんふぁんふぁん
アルベド様ご乱心!
アルベド様ご乱心!
アインズ様
「…………」
アウラ
「…………」
アウラちゃん(そろそろ)最後(にして欲しい)の名推理
あいんず様
「悪質なストーカーからいやらしい手紙が来たんだ」
アウラちゃん
「な、なんですって!?」
アルベド
「私の超愛してるアインズ様になんてことを!! 許せない!!」
『アインズ様へ
今日もあなたの部屋のベッドに入って
全裸でくねくねして、匂い付けまでしちゃいます
くふふ、くふふふふ、くふ……
アルベド』
ふぁんふぁんふぁんふぁん……
アルベド様ご乱心!
アルベド様ご乱心!
アインズ様
「…………」
アウラ
「…………」
犯人っスか!アルベドさん
エイトエッジアサシン
「最近ナザリック内で変態が出没するようです。何かあったらすぐ我々にお知らせください」
アウラちゃん
「アンタじゃないでしょうね?チラッ」
アルベド
「ち、違うわ!! そんな、何でもかんでも私じゃないわよ!! 失礼ね!!」
エイトエッジアサシン
「昨日は危うくあいんず様が被害にあわれそうになったようです。そのときの様子をお話いただけますか?」
あいんず様
「部屋に帰ったら全裸のアルベドが、天井の隅っこに張り付いてニヤニヤ笑っていました」
アルベド
「…………」
ふぁんふぁんふぁんふぁん
アルベド様ご乱心!
アルベド様ご乱心!
アインズ様
「…………」
アウラ
「…………」
スピード解決、アウラちゃん!!
あいんず様
「誰かー!! 悪質なストーカーが追いかけてくるんだ!! 助けてくれ、誰かー!!」
アルベド
「うおーー!! あいんず様!! うおーー!!」
ふぁんふぁんふぁんふぁん
アルベド様ご乱心!
アルベド様ご乱心!
アインズ様
「…………」
アウラ
「…………」
おかしいな、アレンジする部分がほとんどなかったような気がする。