ナザリック日和   作:あんなところに!

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アニメが終わってしまって物寂しさを紛らわすべく書いたものです。

全編通してギャグマンガ日和の声が脳内再生されることを前提にした構成です。
初回は「聖徳太子の楽しい木造建築」パロディです。


アインズ・ウール・ゴウンの楽しい魔導国建国

ジルクニフ

「ナザリック行って度胆を抜かれてビビッてたから立ち直るまでちょっとかかったけど、頑張ってアインズ対策をとるぞ」

 

がらーん

 

ジルクニフ

「ひどくこざっぱりしてるー!?

ちょっとそこのフールーダの弟子、なんでお前しかいないのここ?

アインズ対策とるって言ったよね。一人しかいないけどちゃんと結果出てるんだろーな?」

 

弟子

「んー、頑張りますけど、多分3億年くらいかかるんじゃないですかね?

かかってもどうにかなるかわかんないですけど」

 

ジルクニフ

「なんでそんなのん気なんじゃオマエはー?」

 

弟子

「だってみんな怖くて逃げちゃったんですよ。

大体最大戦力のフールーダ師匠自体、アテにならないじゃないですか」

 

ジルクニフ

「チクショー、アインズに弟子入り認めてやったんだから何とかして情報くらいは寄越すようにしないと」

 

 

~フールーダの家~

伝令デース!

 

 

フールーダ

「ほげー、かわいいジル坊からだ。なんじゃろいったい」

 

 フールーダへ

 ナザリックについて調べろ

 情報をもってこ~い

 いい情報を、もってこ~い

          じる

 

 P.S.この手紙のことは

 アインズには内緒だぞ(はーと)

               』

 

フールーダ

「むかつく。

ナザリックか、やらないとジル坊すねるじゃろうな。

ちょっと行ってすぐ帰ってくるか。魔法の勉強のついでに 」

 

フールーダ

 

「ナザリックここじゃっけか? 

相変わらず地上部だけだと見つけにくいのう、似たような地形だらけじゃし。

迎えの方がいたらわかりやすいのじゃが」

 

デミウルゴス

「ほげ~日曜大工楽しいほげ~」

 

フールーダ

「(いたぁ~ケツからギターヘッド生やした悪魔がなんか歌ってるー!?)

おお、お出迎えありがとうございます。今日もアインズ様に会いに参りました」

 

デミウルゴス

「話は(スパイから)聞いてるとも、さぁ入って入って」

 

~お勉強中~

 

アインズ様

「そういえば最近ジル君来てくれないんだよ、お友達だって言ったのに」

 

フールーダ

「……それよりすごい所ですねここ」

 

アインズ様

「そんなにすごい? お前、墓を見る目あるな」

 

フールーダ

「あ、機嫌直った。

ちょっと手洗いお借りします」

 

フールーダ

「何度見ても神話の舞台みたいじゃなぁ……

ん? 誰かおるぞ」

 

???

「…………かめむし」

 

フールーダ

「わが師ーわが師ー! 廊下に第8位階魔法を使えるすごいメイドが!」

 

アインズ様

「ああ、プレアデスのナーベラル・ガンマだよ。お前のこと教えてあるぞ」

 

フルタ

「名前間違えられましたぞ私! カメムシって呼ばれましたぞカメムシって!」

 

アインズ様

「なぜか名前間違えるんだよなあ、なぜか」

 

フルタ

「ありえませんぞ人の名前覚えられないとか良くないですぞそういうの!」

 

アインズ様

「ナザリックのみんなを馬鹿にするな。お前の名前覚えにくいんだよ!」

 

古田

「覚えやすいですぞ!

古田ってニックネームつくくらい日本人に親しみやすい名前ベスト3に入ると自負しておりますぞ。

苗字とあわせてフールーダ・パラダインならぬパラディン・古田ですぞ!」

 

アインズ様

「じゃあ、後で訂正しておくよフールダー・Xとかそんなんでいいだろ」

 

フールーダだ

「なんかかっこいい……って、いいわけないでしょう!」

 

アインズ様

「あ~もうお前臭いんだよ

あーもー臭っ加齢臭くさっカメムシ臭い

折角干したのに着られない洗濯物みたいな臭いがする」

 

フールーだ

「ごはああっ」

 

 

~帰り道にて~

 

フールーダ

「畜生何が『見た目仙人なのにパラディン・古田とか、フフフ変な名前』だネーミングセンスないくせに。自分だって見た目死神の癖に名前げっ歯類じゃねえか(ブツブツ」

 

ジル君

「あ、じい。どうだった?

なんかいい情報は手に入ったか?」

 

ふーるーだ

「あ陛下、なんか建国するらしいですぞ。領地はナザリック周辺でエ・ランテルあたりまでとか」

 

ジル君

「あー、今度の王国との小競り合いでアインズの魔法披露してもらえるように頼んでくれないかな。ほんのちょっと全力で」

 

フールーダ

「えーやですぞ陛下自分で頼めばいいじゃないですか」

 

ジル君

「ね、お願い。僕あそこ行くの苦手なんだ。

万一お泊りすることになったら身の危険感じてしょうがないし」

 

 

~初めてナザリックに行った時のこと~

 

アインズ

「僕達お友達だよね、ジル君」

 

ジル君

「そうそう、友達だよ~仲良くしてね~滅ぼさないでね~」

 

アインズ

「じゃあ折角遠路はるばるきてくれたんだし一晩泊まっていきんしゃ~い」

 

ジル君

「死ぃぃぃぬぅぅぅぅ!? 嫌だよそんなの!

僕帰って帝国全土を使ったシムシティしなきゃいけないんだ。

ここ人間がいちゃいけない所だから。シムシティじゃなくて死ぬシティだからぁあ」

 

アインズ

「え~そんな~」

 

~回想終了~

 

ジル君

「ね、ジル君一生のお願い」

 

フールーダ

「どうせ老化阻止してるからジル坊の方が先死んじゃうのに一生のお願いとか言われてものう。友達は大事にしなきゃいけないですぞ(一般論)。じゃ、自分で頼みに行ってくだされ(スタスタ」

 

ジル君

「まぁぁぁぁてぇぇえええええ!! こちとら一生のお願い使っとるんじゃいもっと本気でガンガンこんかい!!」

 

フルタ

「でも本気でやるとやばいですぞ」

 

ジル君

「見くびるな! そんだけ強けりゃ脅威としてあげつらって国家連盟組んで袋叩きにできるわい」

 

フールーダ

「じゃ遠慮なくどうぞわが師」

 

ヤギー!?

(今日もヤギー)

 

フールーダ

「壊滅じゃないかジル坊。何とかしてくだされ」

 

ジル君

「7万(初撃)っておま、10万(以上の最終被害)っておま……」

 

アインズ様

「だって全力でやれっていうから」

 

ジル君

「もう怒った……なんでもありでやらなきゃいけないんだな、知らんぞお前……」

 

ジル君

「思い知れ! 政略結婚! ラナー王女アタック!!」

 

アインズ様

「やれ」

 

ウラギリーノ・ラナー・オージョ

「背中からグサーッ」

 

ジル君

「はやおー!?」

 

アインズ様

「えージル君全然ダメじゃん。そろそろ人類滅亡じゃないかな」

 

ジル君

「黙れ! 私の辞書に人類滅亡なんて言葉はないんだ!」

 

帝国四騎士

「なんて勇敢な皇帝なんだ!」

 

ジル君

「くらえ超必殺・守護者裏切らないかアタック!!」

 

アインズ・ウール・ゴウン

「ああん!?」

 

ジル君

「人類のあがきを、知れー!! あ、ばれた」

 

ゴゴゴゴゴ

 

フールーダ

「じ、地震?」

 

竜王ツアー

「しまった、奴の怒りで世界が滅びそうだ」

 

ジル君

「滅びそうなの!?」

 

ツアー

「実はこの世界、変な魔法が入ってきてボロボロなんだよ」

 

フールーダ

「ボロボロなの!?」

 

アインズ・ウール・ゴウン

「ク、クソがああああ!! ゆゆゆ、許せるものかああ!!」

 

ラナー王女

「そんなことより早くクライムと逃げ」

 

人類

「ぷぎゃ」

 

アインズ様

「私は……もう油断しないぞ、皇帝。頑張って究極支配者、なってみるよ」

 




デミウルゴス
「らーらら ららら らー♪」

※ラナー王女の政略結婚とアインズ様の名前ネタはギャグ優先で原作内容を曲げたところですのであしからず

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