「曲がるスマホ」用ガラスを日本電気硝子が展示。薄さ0.03mm、樹脂フィルムに比べて傷つきにくいメリットありhttps://japanese.engadget.com/jp-2020-01-29-glass.html …
『曲がるスマホ』向けガラス、日本電気硝子が展示
コピー用紙より薄いガラス
日本電気硝子は、画面が曲がる「折りたたみスマホ」にも適用できる、厚さ0.03mmの超薄型ガラス「G-Leaf」を新機能性材料展2020に展示しています。折りたたみスマホの弱点である『画面の傷つきやすさ』を克服できる可能性もありそうです。
「G-Leaf」は、厚さを0.2mm以下に抑えることで、フィルムのように扱えるようにしたガラスです。ロールで長さ1kmまで巻きとることが可能。曲げやねじりに強いという特性があり、折りたたみスマホや巻き物ディスプレイの保護ガラスとしての用途を想定します。
会場に展示されていたのは厚さ0.03mmで、コピー用紙より薄型。専用の機器を使い、曲げ伸ばしをデモしていました。
▲専用の機器を使い曲げ伸ばしをデモ
▲曲げられるという特性を活かし、長さ1kmまで巻き取ることも可能
今年、各社から新製品が登場する折りたたみスマートフォンですが、「曲げ」に対応するため、画面の表面保護は樹脂フィルムを採用するのが一般的。樹脂はガラスに比べて硬度が低く、傷つきやすい弱点があります。曲げられるガラスの登場で、こうした課題は克服されるかもしれません。
なお、ブースの担当者によると「G-Leaf」は化学強化が行えないため、一般的なスマートフォン用ガラスに比べると耐久性は劣るとのこと。また、樹脂層を加えて補強する方法もあると説明します。
こうした『曲がるガラス』は各社が開発を進めており、サムスンは「Galaxy Fold」新モデルの画面保護用に、自社開発の極薄ガラスを採用するとの噂もあります。
連載
注目記事
- 1時間前basic
往年のハンドヘルドコンピューターを彷彿とさせるIchigoDyhook入手。IchigoDake Basicでプログラミングしてみた
目を細めるとHC-20に見えてきますジャイアン鈴木・1時間前 - 2時間前today
1997年1月30日、ニコン初のコンデジとなる「COOLPIX 100」が発売されました:今日は何の日?
以前発売になった製品やサービス、ニュース、記念日など、気になった話題をピックアップ今日は何の日?・2時間前 - Sponsored by Verizon Media
お問い合わせはこちら
- 14時間前mobile
65+18W出力、13500mAhで295g。MacBook Proでも余裕な軽量モバイルバッテリーがMakuakeに
45Wでは厳しいノートPCでも安心橋本 新義(Shingi Hashimoto)・14時間前 - 16時間前foldable
3つ折りスマホや腕巻きスマホが次のトレンド?TCLが多彩なデザインのディスプレイを開発中
CES 2020のTCLブースで見つけた最新ディスプレイ山根博士 (Yasuhiro Yamane)・16時間前
