蒲原鉄道2

19843

 

 

 

加茂にて

二度目の訪問は19843月ですので、前回から8ヵ月後です。この頃になると部分廃止が現実の話になってきて、多くのファンが撮影していました。私はと言えば、「部分廃止の区間に乗りたい」と言う乗り鉄の友人と一緒に、やっぱり相変わらず乗り鉄スタンスで加茂~村松~加茂の往復乗車でした。加茂から乗車したのはモハ12です。確か、どこかの途中駅で、この電車を降りたファンが、雪に足を取られ必死にラッセルしながら撮影しているのを、暖かな車内から「ご苦労ですなぁ」と半ば呆れ顔で眺めていたのを想い出します。嫌な性格なので(汗)。

 

そんな調子ですから、村松と七谷と加茂での駅撮りばかりです。

 

村松にて

せっかく出会ったモハ91ですが、雪の場合は露出計の値よりも開けなければいけないのに、何を勘違いしたのか更に絞ってしまいまして、ネガの荒れも進んでこんな調子になっています。

 

 

村松駅構内でED1の入換を見る

構内を覗いてみるとED1がパンタを上げていました。

 

いつの間にか無蓋車を連結して側線へ向かいました。

 

側線では重機を使って何かを積み込んでいます。土嚢のようです。

 

機関車は貨車を解放して脇で待機しています。土嚢の積み込みは終わったようです。

 

職員さんが貨車をポイントの先まで押した(人力入換)ところで、機関車が戻って来ていよいよ出発するようです。なお人力入換の様子は撮影していません。当時は「趣味で撮影しているアマチュアなのだから、真面目に仕事をしている方を撮影するのは失礼である」と考えていました。そんな事を頑なに思っていたのですから、かなり周囲と浮いた輩でした。まぁ今も浮いています(爆)

そのまま出発すると思いきや、ホーム脇まで来るとパンタを下ろしてしまいました。どこまで行くのか?いつ発車するのか?確かめる事無く、我々は再び加茂へ戻りました。加茂方面に向かうことだけは機関車の向きから想像がつきますが、どこまで行ったのでしょう?

 

五泉行きのモハ31を見送る

 

2011417日 記

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