10年に渡る、初代ロビン・ディック=ナイトウイングと、ブルースの喧嘩別れが終了する、大事な(姫の字的には/笑)話です。
二代目ロビン・ジェイソンがジョーカーに惨殺され、ディックとブルースの溝は深まったまま、二人の和解を願う少年ティム・ドレイクが三代目ロビンを勤めるようになって、しばらく。
バットマンは凶敵・ベインに背骨を折られ、戦闘不能に陥ってしまいます。
その間、ブルースは一時的にアズラエルことジャン・ポール・ヴァレーという若者にその代役を頼むのですが、彼はバットマンの代役というプレッシャーに耐えられませんでした。
ジャン・ポールは次第に凶暴な人格と気弱な人格とに分裂していき、最後は再びブルースが立ち上がり、三代目ロビン=ティムとナイトウイング=ディックの協力を得て彼からコスチュームを奪い返すしかなくなってしまいました。
心身共に疲れ果てたブルースは、一度ゴッサムを離れることにしました。その間に、バットマンと確執のあったはずのナイトウイング=ディックが彼の影武者を務めることになります。
初代ロビン、現在はナイトウイングとして独立したヒーローを名乗るディック・グレイソン。
この本に登場する、若干細身でいつもよりマントに溺れて見えるバットマンの中身は、すべて彼になります。
「二人のロビンが、バットマン&ロビンになるなんてね」
若きバットマン=ディックと共に強敵トゥー・フェイスに立ち向かうのは、三代目ロビン・ティム。
ロビンのコスチュームを捨てたのに、バットマンのコスチュームを着ることになるなんて、ディックはさらに夢にも思わなかったと言います。
何も言わずに、バットマンの代役を引き受けたディックでしたが。
長い旅を経てある日突然バットケイブに戻ってきたブルースに、ディックはつれない態度。
「私が戻ってきて嬉しいだろう?」
「そうでもないよ、ブルース」
「待っていてくれたんじゃないのか?」
「アンタが戻ってきた理由によるね。今度は、いつまでここに居て、そしていつ居なくなるつもりなんだい」
ディックは何故自分ではなくゆきずりの青年、ジャン・ポールに代役を頼み、酷い思いをさせたのかブルースに問い詰めます。
僕達は今まであまりに互いに話をしてこなさすぎた。言いたいことは沢山ある、だが・・・。
「お前は私の庇護を離れ、自分の人生を歩み始めた。だから、私にはお前を呼び戻す権利はなかった」
「権利だって? 僕はアンタのためなら死ぬのに、ブルース」
「それをお前に頼むことはできなかった。 どうしていいか・・・わからなかったんだ」
「prodigal」は浪費、放浪の意味。
ゴッサムシティを離れたバットマンの旅、そしてディックとブルースがすれ違い続けていた長い時間を指すようにも思え、
「The returun of the prodigal」とすれば、「改悟した放蕩息子の帰還」という意味にもなる、興味深いタイトルです。
こうしてディックとブルースがバットケイブで話し込んでいる間も、ティムは大変な目に遭いながら一人でがんばっているのですが・・・
隣のページでは、もうすっかりいいムードだったりしてなんかかわいそうwww
わかりにくいけどディック、涙流してます(笑)↓
それにしても、「 I'd die for you, Bruce. 」
ってすごい殺し文句ですよ!!!
一瞬ほんとにそのままの意味でいいのか信じられなくて(笑)、ここだけこっそり職場の高性能らしい有料契約の自動翻訳ツールを使ってみました。(無料の翻訳ツールって結構面白いことになっちゃうからな(^^;)
「私はあなたのために死にます。」
って、素で出てきてなんか顔真っ赤になった・・・orz
こ、今度から気になるフレーズをちょっとメモしてって、暇なときに確認しよう///
唯一残念なのは、この本の作画があまりにもくどいってことだなwww
いや、十分萌えるんですが(笑) アメコミって作画がいちいち違って、運があるから・・・orz
脳内で90年代アニメイテッドシリーズの絵柄に変換することをおすすめしますw
さて・・・
次回こそ!! ティムについてとっくりと語りたいんだが(語るにも順番があってね/笑)
そのまえに、とっくに届いてたけど落ち込みそうで怖くて読めなかった
「A death in the family」
を読まなきゃなあ・・・
ディックの家出後に、バットマンが「二度とパートナーはくつらない」と自分に課した禁を破って作ってしまった二代目ロビン・ジェイソンの非業の死。
これを読まないと、三代目ロビン・ティムを語れない。
アニメ版にはジェイソンが出てこないかわりに、彼の設定を半分ティムが背負っているんですよ・・・。