自衛隊派遣支える「地位協定」 ジブチの法令適用されず
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2020/1/29 2:00
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日本経済新聞 電子版
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海上自衛隊の哨戒機「P3C」が中東の海域で情報収集を始めた。2009年から継続するソマリア沖での海賊対処任務と兼務し、アフリカ東部に位置するジブチを拠点とする。同国政府とは自衛隊駐留に関する「地位協定」を結ぶ。刑事裁判での優遇などを含む地位協定は米国も日本だけでなく、ドイツや韓国など各国と締結している。

「地位協定」とは軍隊など武力を持つ部隊が他国に駐留する場合に受け入れ国の法令をそのまま適用せ…

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