ちらっと見聞きした話では「Core i5を選ぶのが情強」で「Core i7を選ぶのは情弱」というのを見てしまって、さすがにそれは言い過ぎ感があるのでは…と思わったわけ。ぼくとしては中学生の頃から「金があるならi7」「ないならi5」という考えだが…、いい機会なのであらためて考えてみよう。
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Coreシリーズが誕生してから約9年。伝統的に続いてきた「4コア縛り」が、第8世代のCoffee Lakeにて遂に終わりました。今まで4コアが上限だったCore i5 / i7ですが、今後登場するのは「6コア」です。
よって4コアを前提に解説していた本記事も、内容に修正を加えました。結論を言ってしまうと、ほとんどの人にとってCore i5で十分な時代が到来した。
同じCore i5 / i7でも種類がいろいろある
その前に、前提として知っておきたいのが、同じブランドでも種類が細かく分かれているということ。
種類 | 代表例 | 特徴 |
---|---|---|
X付き | Core i5 7640X / Core i7 7720X | 内蔵GPUを捨てて、CPUとして性能に全振りしたモデル。 |
K付き | Core i5 7600K / Core i7 7700K | オーバークロックが簡単にできる、倍率ロックフリーモデル。 |
P付き | Core i5 6402P | 内蔵GPUの性能を落とし、コスパに少し特化したモデル。 |
T付き | Core i5 7400T / Core i7 7700T | 性能を落とし、省電力性に特化したモデル。 |
無印 | Core i5 7500 / Core i7 7700 | ごく普通の処理性能、ごく普通の省電力性。 |
比較的新しい、Kabylake(7世代)とSkylake(6世代)に限定してまとめてみました。同じ4コア、同じブランドでも、5種類に分かれている。「XやK」がハイスペック仕様で、それ以外は割りと普通の仕様と言えます。
さて、今回はi5とi7のどちらを選ぶのが良いのかを考える上で「K付きモデル」(倍率ロックフリー)に限定したいと思う。同じCore i5でも「T付き」か「X付き」かで性能に差がありすぎるので、考え方がややこしくなってしまう。
Core i5とi7の違い
「i5」と「i7」の最大の違いは、スレッド数を2倍にするハイパースレッディングの有無。
ブランド | Core i5 | Core i7 |
---|---|---|
タイプ | K(倍率ロックフリー版) | |
コア数 | 6 | |
スレッド数 | 6 | 12 |
クロック周波数 | 3.60 Ghz | 3.70 Ghz |
最大クロック周波数 | 4.30 Ghz | 4.70 Ghz |
キャッシュ容量 | 9 MB | 12 MB |
消費電力 | 95W | |
価格 | $ 250 | $370 |
同じK付きモデルの「i5 8600K」と「i7 8700K」で比較をまとめてみました。
見ての通りどちらも「6コア」という点は全く同じですが、それ以外の「スレッド数・クロック周波数・キャッシュ容量・価格」など他の要素においては全てCore i7の方が格上です。
「i7」の大きな違い- Core i7はハイパースレッディング技術(略:HTT)が有効化されているので、スレッド数が「2倍」もある
- クロック周波数はCore i7の方が高速で、i5より速いシングルスレッド性能を備える
- キャッシュ容量もi7の方が3割ほど多めに入っている
- 価格が10000~12000円ほど高く「割高」な傾向
- なお、消費電力(TDP)はほとんど同じ変わらない(=コア数は同じなので)
このように、Core i7はスペック面で明らかにCore i5よりも優秀なのです。特にHTTを搭載することでスレッド数が「2倍」(6コアだから12スレッド)になっているため、エンコードやレンダリングに大きな性能差が出ます。
ゲーマーさんにとって注目するべきは「シングルスレッド性能の高さ」だ。Core i7はクロック周波数がi5より高いので、ハイエンドなグラボを使っても「ボトルネック」が非常に少ない。
知っている方も多いと思うが、少し解説。ゲームで高いフレームレートを出そうと思うと、当然高性能なグラフィックボードを使うことになる。しかし、グラボが高性能であればあるほど、CPUが足手まといになりやすいのだ。
いくら高性能なグラボを使ったとしても、そのグラボ本来の実力を出し切れるかどうかはCPUのゲーミング性能にかかっている。2017年現在、ゲーミング性能はシングルスレッド性能が高いほど有利。
だから「PUBG」などのFPS / TPS系のゲームをプレイする人にとって、Core i5にするかCore i7にするかは意外と重要なポイントだったりするんですよ…。
なお、Core i7はi5より100ドル(日本では1.0~1.2万円ほど)割高です。理由は「性能が良い」というのと、i7に使われるダイは「たくさん取れない」から。どういうことなのか、牛肉の部位で例えてみる。
牛肉のフィレと肩ロースを価格比較したら、ほとんどの場合はフィレ肉の方が高価になります。i7が高価なのは、牛肉のフィレにあたるからです。希少なダイは「i7」や「i9」に使って、そこそこ取れるダイは「i5」に、たくさん取れるダイは「i3」や「Pentium」という具合だ。
データでi5とi7の性能差を確認
値段の違いは「希少性」「様々なプレミアム」(性能の良さ)が理由なのは分かった。
しかしユーザーにとって重要なのは「1万円以上の差額を払ってまで、Core i7を手に取る必要性があるのかどうか。」ということだ。多くのサイトはここを「スペックが良い…」など、言葉で解説してしまうが。
今回の記事ではデータに基づいて「性能差」をチェックする。そしてその性能差が価格差に見合うものなのかどうか。これは「CPU選び」の基本の一つでもある。
CPUとしての「性能差」はどれほどか
Cinebench R15
Cinebench R15はCPUにレンダリングを実行させ、処理が終わるまでの時間でCPUの性能をスコア化するソフト。非常に直感的でわかりやすいため、国際的にはもちろん日本国内でも人気のある定番ベンチだ。
Cinebench R15 – シングルスレッド性能
まずは実際の体感速度や、ゲーミング性能・高速エンコードに大きな影響が出る「シングルスレッド性能」をチェック。見ての通り、Core i7の方がi5よりも少し高いスコアをたたき出している。
と言っても、どちらもクロック周波数が高い「K付き版」なのでそこまで大きな差が出ているわけではない。200 cb超は確かに速いですが、基本的に180~190 cbも出ていれば「十分」だったりするんですよね。
Cinebench R15 – マルチスレッド性能
次は、搭載されているすべてのコアを使用した場合のスコアを出す。結果はこの通りで、やっぱり同じ6コアとは言えスレッド数が2倍(12スレッド)のCore i7に軍配が上がってしまう。
それでもCore i5は1000 cbを突破しており、従来のi5 7600Kより300 cb(40%)も高いスコアが出ています。これは1世代前のi7 7700Kよりも高いスコアなので、実用上は「もうi5で十分じゃないか?」というところまで来た。
Intel Core i7-8700K 3.7 GHz Review – TechPowerUp
Blender 2.78
Blenderはオープンソースのレンダリングソフト(3DCG)。レンダリングという分野では「マルチスレッド性能」がモノを言うため、Core i7の方が有利な結果になりやすいが…果たして。
Blender 2.78 – レンダリングの処理時間(/s)
はい。12スレッドを備えるCore i7の圧勝です。i5だと約430秒かかる処理を、i7なら130秒も速い300秒で終えてしまう。レンダリング性能においては価格相応の性能差が出ていると言っていいですね。
高速でスムーズなレンダリングを求めるならCore i7を選ぶ価値は、依然としてアリ。ただし、レンダリングはAMD Ryzen 7も得意とする分野なので、レンダリングを主目的にするならRyzenも要検討だ。
H264 & H265 エンコード
H.264 エンコード – 処理速度(/s)
エンコードも同様にマルチスレッド性能が重要な分野。結果はこんな感じで、Core i7はi5より10秒(20%)も速い。20%ということは、1時間かかるエンコードを48分で終えられる計算に。
スレッド数が2倍な分だけ、確かにエンコード速度は速くなっている…が、Core i5の時点でもかなり速いため、1万円も割高なi7を選ぶべきかどうかはちょっと悩ましいですね。
H.265 エンコード – 処理速度(/s)
H265エンコードも傾向はほぼ同じ。i7の方が17%ほど高速ですが、ここは価格差に見合った性能差とは言えないだろう。
7-Zip Benchmark 圧縮 & 解凍
フリーの解凍ソフト「7-Zip」に付属しているベンチマーク。圧縮と解凍の速度をテストでき、MIPSというスコアでCPUの性能を示してくれます。
7-Zip Benchmark 圧縮 – 処理量(MIPS)
マルチスレッド性能が効きまくりな結果だ。オーバークロックまで含めるとi7は50%も高速な結果を出せており、さすがi7といったところ。個人的には、圧縮と解凍のために1万円を追加で出そう…とは思えないが。
7-Zip Benchmark 解凍 – 処理量(MIPS)
解凍も同様の結果です。スレッド数が多いほど有利になる。
CPU性能編 / Core i7は確かにトップクラスの優秀さだが…
- Core i5とi7で、シングルスレッド性能は5~10%程度の差
- オーバークロックでシングル性能で追いつける
- しかし「マルチスレッド性能」には到底埋められない壁がある
- エンコード・レンダリングは明らかにCore i7の方が優秀
レンダリング・エンコードにおいて、だいたい20~30%はCore i7の方が優秀な結果でしたね。一応は「価格差に見合った性能差」があると言っていいかと。
ただ…あくまでも価格差通りの性能差があるというだけで、その性能差は本当に必要なのかどうか。よく考える必要がある。明らかにi7は高速だが、今の6コア搭載「i5」も非常に高速です。
i5 8600Kは従来のi7 7700Kや6700Kを少し上回る性能を持っているので、ほとんどの人にとって「i5で十分」と言えそうだ(2018/1時点)。
i5とi7、ゲーミング性能はどっちが優秀か
CPU性能をチェックしたら、次は「ゲーミング性能」も確認する。テストに使われたグラフィックボードはハイエンド級の「GTX 1080 8GB」だ。i5とi7、どっちの方がGTX 1080の実力を引き出せるか勝負ということ。
Battlefield 1
Battlefield 1 – 1920×1080 / GTX 1080 8GB / 単位:fps
BF1をフルHD画質で動かした場合は、ほとんどボトルネックが生じていない。「K付き」のCore i5シングルスレッド性能が十分に速く、GTX 1080程度の性能なら問題なく追いつけることが分かった。
Far Cry Primal
Far Cry Primal – 1920×1080 / GTX 1080 8GB / 単位:fps
Far Cry Primalでも同様の結果。
Rise of the Tomb Raider
Rise of the Tomb Raider – 1920×1080 / GTX 1080 8GB / 単位:fps
Rise of the Tomb Raiderも同じく、Core i5で全く問題ない結果。
Watch Dogs 2
Watch Dogs 2 – 1920×1080 / GTX 1080 8GB / 単位:fps
ウォッチドッグス2でも大差なく。
The Witcher 3
The Witcher 3 – 1920×1080 / GTX 1080 8GB / 単位:fps
ボトルネックが発生しづらいWitcher 3では、なおさらCore i5で問題ない結果に。
PlayerUnknown’s Battlegrounds
PUBG – 1920×1080 / GTX 1080 Ti 11GB / 単位:fps
しかし、グラフィックボードを「GTX 1080 Ti」にすると…ややボトルネックが見られた。ただ、i5 8600Kはi7 7700Kを超えるゲーミング性能を発揮しているので、i7を選ぶ旨みは減っているのが現実。
PlayerUnknown’s Battlegrounds (PUBG) CPU Test
ゲーミング性能編 / 大抵のグラボはCore i5で行ける
- 「GTX 1080」程度ならボトルネックはほとんど生じなかった
- 「GTX 1080 Ti」になると、ボトルネックが少し発生した
結論として、ゲーミングをする分にはCore i5で問題なく行ける。ハイエンドなGPU「GTX 1080」で、ボトルネックは1~2%しか発生しなかったので、それ以下のGTX 1060やRadeon RX 580を使うならCore i5で問題ない。
一方「GTX 1080 Ti」になってくるとボトルネックがやや出ていましたね。GTX 1080 Tiや、それ以上のグラフィックボード(Volta世代や、SLIに代表される2枚刺し)を使うつもりなら、Core i7を選ぶ意味はある。
「i5とi7のどちらが良いか?」の結論
レンダリング・エンコードでは「マルチスレッド性能」が重要
最新のi5とi7は、シングルスレッド性能においては両者ともに互角であり、スレッド数が2倍であること以外に大きな違いはない。よって、マルチスレッド性能を必要とするかどうかで、i7の必要性は大きく変わる。
単にGTX 1070や1080といったハイエンドGPUを使って、ゲームをヌルヌルと動かしたいだけなら「i5」で全く問題ない。しかし、ゲーム実況(録画した動画を編集してエンコード)をするなら「i7」を選ぶ意味が出てきます。
他には「Zbrush」や「Blender」を使って3DCG制作(レンダリング)をガッツリとしたい場合も、圧倒的なマルチスレッド性能をもつ「i7」が優位だ。
本音言うと、予算重視なら「Core i5」でいい
筆者が使っている「Core i5 8600K」と、自作パーツ
データに基づいて、どういう場合にi5とi7のどちらがオススメなのか一応解説してきたが…。本音を言ってしまうと、予算を気にしているならCore i5で全然OKです。
今回の記事で出したデータをよく見ている人なら気づいたかと思いますが、最新のCore i5(i5 8600K)は従来のCore i7と互角かやや上回る程度の処理性能を持っているんですよね。
今までの4コア型i5とi7なら、まだどちらにするか悩む価値はあったけれど…。現状の6コア型i5とi7の場合だとi5でも性能が良すぎて、それを超えるi7の必要性が少し薄まってしまった。
以上に挙げたように、ハードな使い方をする予定でも無いなら。Core i5で事足りる。じゃあどのCore i5がオススメなのか。コスパ重視なら「i5 8400」を、性能重視なら「i5 8600K」で大丈夫だ。
以下にそれぞれ詳しい記事を用意しているので、もっとCore i5について知りたい方はぜひ読んでください。
2万円前半で買える「i5 8400」は従来のi7 6700や7700に匹敵する性能を発揮するので、コスパで選ぶならi5 8400でだいたい決まりかなぁ。
ガチゲーマーに「i7」が必要な理由
- 144Hzや240Hz対応のゲーミングモニターを使う「ガチゲーマー」
コンテンツクリエイターやゲーム実況者に「i7」が必要なのは分かるけれど。ゲーミングにi7って必要なんだろうか…?、と思った人が多少はいるかもしれないので少し説明。
PUBG、Rainbow Six Siege、CS:GOなどに代表されるFPS / TPS系のゲームは「競技性」が非常に重視されます。だから超ヌルヌルな映像を出力可能な「ゲーミングモニター」を使う人も、そこそこいる。
そしてこのゲーミングモニターは100fps以上を出せるマシンじゃないと、性能をあまり発揮できない。必然的に「GTX 1080 Ti」レベルの超ハイエンド級GPUが必要になるし、ボトルネックも可能な限り避けたい。
100fps前後ならCore i5 8600Kなどで間に合うが、150~200fpsくらいになってくるとボトルネックが出てきてしまう。ゲームによって差はあれど、GTX 1080 Tiは100fps後半は全然出せるからね。
というわけで「超ハイエンド級のグラボ」(GTX 1080 Ti以上のグラボ)を使うつもりなら、
今のところ最強のゲーミングCPUである「i7 8700K」がベストですね。以上「あらためて考える、Core i5とi7のどちらを選ぶべきか問題」でした。
「Core i5」に決めた。という人向けの記事
- 使う予定のグラボはGTX 1080以下
- 主にゲーミングが目的で、コンテンツ制作はあまりやらない
- 今までのi7並みの性能なら十分に満足できるよ
これらに該当するならCore i5で全然大丈夫なので、Core i5をオススメするよ。GTX 1070くらいなら「i5 8400」で十分だし、GTX 1080を考えているなら「i5 8600K」の方が安心。
実際に「i5 8600K」を使ってゲーミングマシンを自作してみたので、参考にどうぞ。
「Core i7」にしよう。という人向けの記事
「i7 8700K + GTX 1080 Ti」という、超ハイエンド環境を実際に検証した記事があるのでどうぞ~。3桁fpsがゴリゴリと出るし、現状もっともボトルネックが出ない環境なので「競技性」を追求するならオススメ。
参考になるCPUな記事
データにもとづいて解説した記事。よく見かける「ゲームなら少なくともCore i5必須ですね」なんていう根拠薄弱な内容ではないよ。
Core i7よりも性能良いらしい「Ryzen 7」はゲーム用に使って良いのだろうか。という疑問を解説した記事。
長々と書いてくださってますが、
本質としてはi7とi5の違いはブランド名の違いでしかないです。
主にゲーミング用途でコア数は求めないなら、動作周波数が高いものを選べばいいですし、予算に余裕があれば内部キャッシュなどの性能差を考えて、より動作周波数の高いi7にした方がよいとは思います。
ただ、現状、クリエイティブな用途やエンコーディング用途、マルチコアでの計算用途ならば、コストパフォーマンス的にAMDのryzenが最適で、intelをわざわざ買う意味は見当たりません。
つまるところ、i5を買うべきか、i7を買うべきかというのは、用途による、予算による、としか答えようのない議題です。
コメントありがとうございます。
そうですよね。フレームレートの出やすさは今もi7 7700Kや7740Xがトップクラスですけど、コンテンツクリエイター向けの処理性能は明らかにRyzen 7の方がコスパは良いです。
Adobe系ソフトは4コア以上の恩恵をほとんど受けられないからi7系で十分だけど、エンコード(特に2Passは速い)やCAD系ソフトのリアルタイムレンダリングは圧倒的ですもんね。
「つまるところ、i5を買うべきか、i7を買うべきかというのは、用途による、予算による、としか答えようのない議題です。」
よく考えると結論はおっしゃる通りになるはずですが、なぜかi5一択みたいな結論を出すページを見てしまったので…わざわざデータから考えてみた次第です。
「漠然と『i5とi7、どっちがいいの?』とだけ訊いてくる人」への答えと考えれば、「i5一択」は妥当だと思います。
つまり、定まった目的や要件が無いライトユーザーに限った回答なのではないかと。
i7を必要とするくらいの人なら、もっと具体的に訊いてくるでしょう。
ライトユーザーが検討するクラスのマシンの場合、
i7に金を出すくらいならHDD→SSDやGTX1050→GTX1060の換装を、というケースも多いですよね。
そんな初心者へ向けたアドバイスであれば、i7は切り捨てても良いかなと思います。
管理人さんがご覧になったページの論拠を知らないので、
的外れな想像かもしれませんけど。
< 「漠然と『i5とi7、どっちがいいの?』とだけ訊いてくる人」への答えと考えれば、「i5一択」は妥当だと思います。
ですよね。最近のCore i5は性能もなかなか良いですし。もうちょっと欲張りたいなら「Ryzen 5 1600」という選択肢もあるので、なおさら「i7」を積極的にすすめる理由は無くなってきた…と感じてます。
ものすごく勉強になりました!ライトユーザーと名乗るのもおこがましいぐらいのPC素人ですが 、Twitterフォローさせて頂きました。
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[…] あらためて考える、Core i5とCore i7のどちらを選ぶべきか問題 […]
結論を知ってる人にとっては当たり前なのかもしれませんが、検討を始めた段階の者かつ数値を見て値段とのバランスを考えたい者にとってはこういったコンセプトの記事はとても参考になりました。
応援しています。
i5、i7の比較とは違うけど、T、無印、Kの選択も人によっては?な時もある。
特にTDPだけを見て(必ず省電力になると思い込んで)Tを選ぶのはどうかなと思ったり。
アイドル時には無印どころかKですら低電圧、低クロック、省電力になる。あくまでピーク電力を抑えると言うのが目的じゃないと微妙。
筐体やファンの口径、エアフローに制限があるスモールファクター系やモバイル、デスクトップでもDTMでの録音など超静音を極めたいと言うケースがベスとかなと思ったり。DTMはトラック数や音源次第で超高スペックがいるのでTは正直微妙と思うが・・・
自分に合うCPUを探すのって意外と楽しい。
i5でも多くのユーザーにとってはオーバースペックすぎるくらいですよね。使用用途によりますが、i7が絶対必要な作業ってそうないですからね。
初めまして
やかもちさんの別の記事を読んでゲーミングモニターには安定して140fps出せるgtx1070 8gで十分だと解釈していたのですが本記事では、
ゲーミングモニターは100fps以上を出せるマシンじゃないと、性能をあまり発揮できない。必然的に「GTX 1080 Ti」レベルの超ハイエンド級GPUが必要になる
とありました。
結局どのグラボを買えばいいか迷っています。
ご指摘、ご教授よろしくお願いします。