発明した人のエピソードがハンパない。
電話、車、インターネットなど、人々の生活を変える発明品は多く生まれてきました。そして近年、人類史上、誰も到達できなかった発明が生まれたことをご存知でしょうか。それこそが「緩まないねじ」。
IBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)では、その張本人が登場。発明したねじはもちろん、エピソードがとにかくすごいんです。
人類悲願の「緩まないねじ」。「小学校を自主休学」した開発者とは
ロングインタビューに登場していたのは、株式会社NejiLaw 代表取締役社長の道脇裕さん。あのG-SHOCKにも採用されているという、決して緩まないL/Rネジを開発された方です。
L/Rネジとは、ボルトに2種類のナットを結合し、それぞれの回転の種類によって互いにぶつかり合う、または引き合うことでねじがロックされる仕組みだそう。
ねじの歴史はとても古いですが、「緩まないねじ」は、人類の長い歴史で誰もなし得なかった偉業。とんでもないものを目の当たりにしているわけですね。
そして何より、この道脇さんご自身のエピソードが漫画すぎるんです。
・小学校を5年生で自主休学。理由は1週間で全科目の1年分を理解してしまったから。
・これまでの発明は2万件以上。新しいアイデアが1時間に1つ頭に浮かび、特許を取得する時間がない。
・食事は1日に1食。脳を活発化させるためレモンティーを1日10本飲み、糖分を摂取。
・世界で最も厳しい米国航空宇宙規格(NAS)の試験で、L/Rネジがまったく緩まず、逆に試験装置のネジが吹っ飛んだ。
当然ながら、生活のあらゆる場面で利用されているねじ。特に社会インフラや災害時の安全確保などには、革命的な進化をもたらすと期待されるのだとか。
他にも、IoTを活用した「スマートネジ」構想など、道脇さんの壮大な構想の続きは、Mugendai(無限大)よりお楽しみください。
Source: Mugendai(無限大)