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2020年1月28日 紙面から
ブルペンで投球練習する岡田=中日ドラゴンズ屋内練習場で(益田樹撮影)
血行障害がありながらクローザーを狙う中日・岡田俊哉投手(28)が27日、ナゴヤ球場で自主トレし、オープン戦では屋外球場での「極寒登板」を志願した。昨季は気温の低い屋外で行われたロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)で指先の感覚を失って制球難に陥り、開幕2軍となった。持病克服のポイントは心拍数の安定だと気づいた。寒風ふきすさぶマウンドで自信を付ける考えだ。
年明けの中日屋内練習場でいくらブルペン入りしたって、何の参考にもならない。「今、投げられるのは当たり前。次のステージにいます」。2017年6月に「左手血管外膜剥離術」を受け、復帰した18年から2シーズンを戦った。なぜ今は寒くても投げられるのか、次のステージは何か、どうやったら春先から投げられるのか。
「心拍数が安定すると、指先まで血流はいいまま。そこに気づきました。ノンプレッシャーだから今は投げられるんです」
心拍数が上がると末梢(まっしょう)血管は収縮し、血の巡りが悪くなって指先の感覚がなくなる。寒い→指を気にする→プレッシャーを感じる。この流れを「心拍数の上がる最悪の状態」だと説明した。
過去2年間で手袋の使い方や入浴の効果など外的要因による血流対策は理解した。次のステージは心拍数の安定。今の時点で言えるのは「淡々と投げられるようになること」。ほしいのは鈍感力。「いかに脳をだませるか」とも語った。
「病は気からという言葉もあります。『自分は大丈夫だ』とマインドコントロールしたいです。寒いところで投げて症状が出そうになったり、少し出たりしたときにどう乗り切るのか、そこがポイント。オープン戦で投げたいですし、投げなきゃいけないと思っています」
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