中日のドラフト3位・岡野祐一郎投手(25)=東芝=が27日に実戦形式の練習で“京田斬り”を宣言したことについて、京田陽太内野手(25)は28日、「挑戦状をもらいましたね。ボコボコにします」と応戦した。この日はナゴヤ球場で自主トレした。
グラウンドに同級生の仲間意識は持ち込まない。「ボクもアピールする立場です。岡野は即戦力として、一発勝負の社会人野球の舞台から入団してきました。気合を入れて投げてくると思います。打ち返します」と言い切った。
忘れもしない青森山田高2年秋。東北大会準決勝で福島・聖光学院高の岡野に抑えられて春のセンバツを逃した。京田は日大をへて2017年に入団。「甲子園組には負けたくないと思ってやってきました。だから今がある。甲子園出場がかなわず、泣いていた仲間の涙は忘れていません」と話した。