バスケットボール男子日本代表のフリオ・ラマス監督が28日、東京都内で取材に応じ、NBAの元スター選手、コービー・ブライアント氏がヘリコプター事故で死亡したことについて「すごく悲惨で残念な事故。彼は世界のバスケ大使であり、彼以上にバスケを愛した選手はいなかった」と話した。
ラマス監督は母国であるアルゼンチン代表のコーチ時代、北京五輪でブライアン氏のプレーするアメリカと対戦。「彼はわれわれの母国語であるスペイン語で話し掛けてくれたし、他国の言葉を覚えてくれた心の広い方でした」と当時の逸話を語った。そのヒーローの急逝に、「最悪のニュースで、今でも理解ができません。彼の死はバスケ界を越えて、世界のスポーツ界に悲しみを与えた」と強調した。