東京五輪で初採用されるスケートボード・パーク女子の岡本碧優(13)とパーク男子の笹岡建介(20)が=ともにMKグループ=が28日、都内で所属先のイベントに出席し、五輪への意気込みを語った。
若い選手が次々と台頭するスケボー界。五輪に向け、ともに新技に挑戦中だ。五輪予選の国際大会4戦4勝で、現在五輪ランキング1位の金メダル候補の岡本は、女子の公式戦で空中で1回転半する「バックサイド540」を初めて成功させたが「540は他の選手もできるようになってきて、それだけでは勝てなくなっている。新しい技も乗れるようにしたい」と成長を誓った。
岡本は2018年アジア大会を制した有力候補の笹岡の実家に下宿し、ともに生活しながら腕を磨いている。兄貴分の笹岡もレベルアップを目指し「他の選手がやっていない技を練習中。メイク率を上げていきたい」と明かした。