借金玉

恋に恋して現実にシバキ倒されたけど、それでもまだ恋に恋し続ける乙女感がハゲにはある。

ラーメンハゲを百合と判断したブラックボックスを開けてみたんだけど、ラーメンハゲのあの屈折を僕は「ガーリー」と判定しているんだと思う。

僕の中のブラックボックスが「ラーメンハゲは百合なので女体化は自然な判断」は「通る」と判定した。後は出たとこ勝負だ。

「～って百合じゃないですか」は完全に感性任せの博打です。

ラーメンハゲって百合じゃないですか、あれを実写でやるのは無理で、じゃあ女体化しようって発想は結構自然だと思うんですよ。

原作に忠実なら売れる、そんなナイーヴな判断をしているから君はドラママニアなんだよ。

実写で喋るラーメンハゲの情報量を客が受け取れるか考えてみると、とりあえず女体化しとくかっていう判断になるのはラーメンハゲっぽくて納得できる。

ラーメンハゲの女体化判断、非常にラーメンハゲっぽい「化学調味料はいるだろ」って感じなので、安易に批判しない構えです。

ラーメンハゲ、とにかく情報量が多いからな…。

ラーメンハゲの女体化、絶対ものすごい怒られてるだろうなと予想するけど、あのニチャって笑いつつ真摯な雰囲気も同時に出す情報量の多いハゲを実写で映すとそれはクドそうだなという気もした。

そしてふと気づくんだ。あれ大人になったはずなのに、俺ものすごい大人気のない暮らししてるな…ってことに。

大人になってもああいう大人気のない暮らしをしたいな、というある種のユートピアものなんだけど、現実世界で主人公が三十路を迎えるなどの過ぎ去っていく時間の猛烈な苦みが効いていて、すごい作品だった。

ラブやん、なんというかいい大人がなにやってんですか感の苦みを絶妙に残しながら、いい大人がいい大人のまま大人気ゼロでドタバタするコメディというすごいバランスをついた面白さで、すき。

漫画のキャラより気づいたら年上になってしまって、ウアーってなるやつあるじゃん。あれいろんなキャラで発生するけど、大森カズフサさんがなんだかんだ最強だと思うんだよね。

他者の不快や嫌悪に対して、もちろん親切心や思いやりは持つべきであるけれど、その一方でその嫌悪や不快は正当さの担保ではないというのは大事な考え方だと思う。

「とにかく怖がられてるんだから離れればいいだろ」みたいな基準一つしか持ってない人、何の判断も任せられないので一番お近づきになりたくない。それは「思考が出来ない人」だと思う。

https://twitter.com/9jtCdbGf3lih8Fe/status/1221715901495427072 … 「不当に自分が脅威として扱われる謂れはない」という感覚と、「それはそれとして怖いモンは怖いんだろうからなるべく距離取って、害意がないこと伝えたろ」は両立しなければいけない思考だと思う。

金管楽器だ！！！！！

人生に疲れた時は「マムシに噛まれた犬」で検索することにしている。

これ、えらてんが過去襲い掛かったターゲットの良いところを非常によく理解していることがわかって本当に怖いんだよ。

編集者、基本的には野に落ちてる生き物を捕獲してアウトプットを発生させてそれを売るという稼業だけど、自分で撃ったジビエで商売するようなもんだしすごいと思う。僕はやりたくない。

しかし、なんだかんだ兄弟で拾い上げてもらったし、編集者ってのは結局すごいんだなと思う。野に落ちてる借金玉を普通拾うか？僕なら拾わない。

「書いてる奴が誰であれ、作品は作品として評価すべき」という人生に課したある種の苦行ですが、弟の作品を評価するときが一番「試されている」感ある。

まぁ、あんま認めたくないけど弟の小説は面白いよ。あんまり認めたくないけど。

まぁ、俺も借金玉が兄だったら最悪だなとは思うし、それはすまんね…。

会社の赤字ももう少しで使い切れてついに法人税を払えるし、みなさんのおかげで頑張れました。今後もがんばります。

出版デビューして実弟に「兄です」って紹介してもらう目標達成したので、次の目標は頑張って有名になって、宇野朴人先生のパブリックイメージが「借金玉の弟」以外の何物でもなくなるところにしたいと思います。

なにがこのライトノベルがすごいだ、こちとらこの人生がすごくねえんだよ。

シリーズ累計25万部の印税計算してる。

実弟の鼎談情報を送りつけて来る良質なフォロワー様に恵まれています。

最近絶不調で本当に速度出ないのですが、ワンチャン「ツイートが足りてない」の可能性まであるんだぞ、どうしてくれるんだよ…。

というか、ツイート減らしたら原稿が書けるというものだったらあらゆる物書きは苦労しない…。（今日、これだけツイートしながら原稿はかなり進捗が出ているという悲しみ…）

https://twitter.com/kure7650/status/1221629528277020672 … 借金玉おじさんを舐めるなよ。最盛期は今の三倍くらいツイートしてブログ書いて、商業コラム書いて、更に単行本まで上げたからな！

カスタマーサービスでみなさんを喜ばせようと思ってツイートすることは確実にないので安心してください。今後ともよしなに。