阪神の新外国人、ジョー・ガンケル投手(28)が27日、米国から成田経由で伊丹空港に到着した。天候不良の影響で、この日の夜の伊丹着の飛行機が相次いで欠航。ガンケルは成田~伊丹便の航空会社を偶然にも変更していたことが幸いし、無事に関西入りした。球団広報も「東京にとどまっていたら大変だった。良かったです」と胸をなで下ろした。
メジャー経験はないものの、マイナー通算172試合に登板し、与四球率が1・49と抜群の制球力を誇る。すでにNPBの統一球を取り寄せ、準備してきた右腕は「(飛行機は)少し揺れましたけど、問題はなかったです。キャンプもすごく楽しみにしています」と意気込んだ。
◇ジョー・ガンケル(Joe Gunkel)1991年12月30日、米フロリダ州出身。28歳。ウェストチェスター大からドラフト18巡目(全体533位)でレッドソックス入り。メジャー経験はなく、オリオールズ、ドジャース、マーリンズなどのマイナー球団でプレーした。196センチ、102キロ。右投右打。