「あ、あの、あのね、ユノさん。」
チャンミンはもう一度俯いて、手のひらを胸の前で合わせた。長い指先は下唇をふにふにと弄ぶ。首筋から耳朶、そして眼の縁を誘うような赤に染めて、染め切ったと思ったら今度は口許を少し緩ませた。
「ユノさん、あのね?」
大きな瞳が俺を捕らえる。
「僕、誰かの奴隷になるのって初めてだから、だから、奴隷ってどんなかなぁ.....って。そのっ!だからわからなくて。」
.....俺に聞くなよ、そんなの分かんなくて普通だよ。俺も分かんねーよ。
「.....だから、教えてほしいなぁ...って。教えて、ください。」
...男だ。
相手は男だぞと思うと同時にどうしようもなくムラっとした俺は、その赤く染まった首筋に指を這わせた。
「んっ...。」
「勝手に喘いでんじゃねーよ。」
「でも、やぁ...。」
「黙れってんだろ?」
「はい...。」
「なぁ.....。」
男だ、紛れもなく男だ。
「ここでしゃぶれよ、奴隷だろ?」
チャンミンの瞳が
きらきらと輝きを発し始めた。