ドルフィードリームの新フレーム

 

DD-f³(エフキューブ)

 

可動の新世紀と銘打ってるだけあって、

前フレームから飛躍的にポージング性能が上がりました。

 

 

ちょっとトラブったw

 

ので、ブログ紹介するのが遅れましたが、問題点の発見と対策方もできましたので

結果良かったかなと。

それは後で説明しますが

 

 

 

 

 

まずはDD-f³(エフキューブ)の紹介

 

 

 

新フレームに対応し外皮も一部変わってます。

 

 

外見

 

あんまり違いは見られません。

(胸パーツは旧ボディと共通なので関係ありません)

 

 

 

後ろ

 

膝裏のスリット部分が違いますね

他はあんまり変わらないような?

 

 

 

外皮はそこまで違いは無さそうです。

あっても、改造でなんとかなる程度だと思います。

 

 

 

 

 

では、フレームはどう変わったかというと

 

前フレームはパーツ同士をボルトとナットで締め付けて保持力を得ていました。

その為、保持力を上げるには少ない面積に力を大きく加えるので、パーツの破損や十分な保持力を得られず、外皮のソフトビニールの圧力に負けてしまう事がありました。

 

 

DD-f³(エフキューブ)では、ボールジョイントを周りから押さえつけて保持力を得るようになりました。

 

 

もう体中ボールジョイントだらけで

 

ガッチリ押さえ込んでますので、

 

かなりの保持力があります。

 

 

 

なので

 

難しかった上体そらしもOK

 

 

ソフビが変形しています

つまり、ソフビの圧力に勝ってるって事です。

 

 

 

お腹周りも大丈夫

 

 

変な形に変形してますが、お腹を曲げる事ができています

なので

 

 

体操座りもできちゃいます。

 

 

 

前ボディは改造しないとできませんでしたが、今回はそのままできちゃいます。

 

保持力は完璧ですね!

 

 

 

なので、やる事といったら

これくらい

 

 

足首は、前回と一緒の可動範囲

これ以上前に曲がりません

 

これは改造しておきたいですね。

 

 

 

とりあえず改造前に前回をチェック


外皮の色移り対策も推奨です。

 

 

前回と同じ手順ですが

まずは熱湯で外皮のソフビを柔らかくしてフレームを外します

柔らかくしないと、外すの難しいです。

 

 

足湯をすれば、スルンと取れるようになります。

 

 

 

フレームの初期可動範囲はこんな感じ

 

 

しゃがめる様に可動域を広くします

 

 

 

分解

 

 

 

 

フレームを赤い部分でカットします

 

 

改造後

 

 

こんな感じで良いでしょう

 

 

 

比較

 

 

これでしゃがむ為の足首はOKです。

 

 

 

あとは膝関節なのですが、

これは旧フレームと大きくは変わってないので、しゃがみポーズをするには要改造です。

これについては、方法が完成しだいブログに書きたいと思います。

 

 

あっ それと内股も改造なしでできるようになりました。

足組も普通にできちゃいます。

 

 

こんな感じで新フレームDD-f³(エフキューブ)は、飛躍的にポージング能力が上がり

改造の必要箇所も少なくなりました。

 

凄い進化と言えるでしょう。

 

さすが、可動の新世紀

 

ですね!

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

本来なら、これで終わりのはずだったんですが・・・

 

 

保持力が上がるという事は、それにフレーム部分が耐えるという事になります。

耐えきれないと・・・

 

 

 

はい

やっちゃいました

 

 

肩と腕を連結する部分

肩を上げるポーズをする為、可動部の締め付けをかなり硬くしたせいで

この小さなパーツが腕の回転に耐えられませんでした

 

 

ぐねっと曲がっています。

これではいつちぎれるかわかりません。

 

 

 

修復と補強が必要ですね。

 

 

 

 

 

まずはフレームの素材を調べます。

 

 

DD-f³(エフキューブ)のパッケージに入ってた冊子を見ると

 

 

ふむふむ

フレームはABS樹脂ですか

 

 

 

 

 

ABS樹脂の補強ならこれでしょう

 

 

プラリペア!

 

かなりのロングセラーなアイテムで

一家に一個あっても良いくらい便利です

 

 

知らない方はググるべし!

 

 

これを使えば、

力が加わっても大丈夫なくらいの強度で修復補強できます。

 

 

のはずだったんですが・・・・

 

 

あれ?

くっつかない

 

ポロポロ取れてしまう

 

なんで??

 

 

原因がわからず、プラリペアの使用法を間違えたのかと何回も確認しますが、問題は無さそう

 

とすると、フレームのABS樹脂が見間違いかな?

 

 

 

と、もう一度 冊子を見ますと・・・

 

 

やっぱりABS樹脂って書いてある・・・

 

あっ!!

 

 

ボディが旧仕様になってるじゃねーか!!!

 

 

 

最初からDD-f³(エフキューブ)を採用してるDDPを見ると

フレームは[ナイロン樹脂]になっています。

 

 

DD-f³(エフキューブ)のパッケージに

旧ボディの解説入れんじゃねーよ!!

ヽ(*`Д´*)ノ

 

 

 

 

 

これじゃくっつかないわw

 

 

というか、フレームの強度上げる為

ナイロン樹脂にグレードアップしてたんだね

 

 

凄いぜDD-f³(エフキューブ)!

 

 

 

でも、

DD-f³(エフキューブ)のパッケージに

旧ボディの解説入れんじゃねーよ!!

ヽ(*`Д´*)ノ

 

(かなり怒ってるので2回言いました)

 

 

 

 

 

とりあえずはナイロン樹脂をどうするか・・・

 

ナイロン樹脂はエンプラ(エンジニアプラスチック)と呼ばれる種類で

普通のプラスチックより強度や耐熱性が上がっています。

反面、接着が難しいなど、扱う為に特殊なものが必要になってきます。

 

どうしよっかな・・・

 

プラリペアはアクリル樹脂なので硬いから、これで補強パーツを作って

破損パーツと補強パーツをナイロン樹脂対応の接着剤でくっつけるか・・・

 

と方針決まったので

ナイロン樹脂対応の接着剤

 

 

これを買ってきました。

 

ナイロン樹脂面にプライマー液を塗って、その上から接着剤を使う事で、ナイロン樹脂でも接着が可能になります

 

 

 

手順、

1.破損パーツの補強したい場所にプライマー液を塗る

2.その上からアロンアルファを塗る

3.すぐにその上からプラリペアを付け、補強パーツを作る

 

 

 

というわけで

やってみました。

 

 

プラリペアでガッチガチに固めました

 

これでもう歪まないでしょう

 

 

 

肩を上げたポージングをしてみる

 

 

保持力を上げて、ソフビに勝てるくらいにしても、無事耐える事ができるようになりました。

 

 

 

この肩のパーツは、小さい部分に大きな力がかかるので、破損しやすいです。

破損する前にプラリペアと接着剤で補強しておくと良いですね。

 

 

 

これで、安心してポージングができるようになりました。

 

 

肩上げたり、お腹曲げても余裕でポーズ保持できるので

こんなフィギアみたいなポーズも大丈夫です

 

 

別角度から

 

 

これくらい肩上がっているし、お腹曲がっています。

 

 

 

 

 

以上から

・足首の改造

・肩ジョイントの補強

この二つは、

DD-f³(エフキューブ)を買ったらやった方が良いと思います。

 

 

 

 

 

しかし、ナイロン樹脂でも耐えられなかったとはね・・・

強度的にはアルミに近いはず

銅よりは硬いです

ジュラコンより硬かったような・・・

 

もっと硬いパーツがあれば、需要ありそうです。