強い銘柄を探すには日経平均株価とチャートを比較する事が大事になる
強い銘柄を探すには日経平均株価とチャートを比較する
強い銘柄を探すには日経平均株価とチャートを比較すると探し出しやすくなります。投資の世界では強い銘柄に乗るのが一番良く、弱い銘柄に乗ってしまった場合は長い間塩漬け状態になり、非常に辛い状態が続くことが多いです。
このページでは、そんな強い銘柄の探す方法の一つとして、日経平均株価と比較するのをオススメしています。
ポイントは安値更新と200日移動平均線です。
なぜ日経平均株価と比較するのか
なぜ日経平均株価と比較するかというと
それは、日本の株価の平均だからです。
言ってしまえば、この手法は「平均よりも強い株」を探す手法です。
平均よりも強い株というのは、上昇トレンドになりやすいですし、下落しても底堅く推移するので、下降トレンドに乗ってしまう可能性は低くなります。
そういった意味でこの方法は長期投資向けの方法であり、すぐに上昇を開始する銘柄を探すというよりも、下落の可能性が低い銘柄を探し出すというのに向いている方法になります。
基本的に、この方法で見つけた銘柄は長期的に見た時に、大きな上昇をしている事が多く
特にサラリーマンのように常時株価を見ていられないような人に向いていると思います。
比較方法を紹介
「直近高値を基準にして直近安値を割っているかで比較する」
「200日移動平均線を日経平均株価よりも早く割っているかで判断する」
このページでは200日移動平均線は緑の線で表しています。
これだけです。
言葉で書いても分かりづらいので、実際のチャートで説明しようと思います。
これは、上の画像はRIZAPという銘柄のチャートになります。
これを、日経平均株価と比較してみましょう。
↑こちらが日経平均株価のチャートです。
2015年5月頃から2016年7月頃のチャートになります。
比べてみるとわかりますが
日経平均株価は2016年2月に大底を付けていますが
RIZAPは安値を割っていません。
RIZAPが安値を付けたのは、2015年の8月になります。
200日移動平均線を割った日は一緒です。
このように、強い銘柄というのは、日経平均株価が安値を付けるような場面であっても、安値を付けないという特徴があります。
また、200日移動平均線を割る日付も日経平均株価よりも遅いか
ほぼ同じである傾向にあります。
その後のRIZAP動きは高値を超えていく動きになりました。
さらに、RIZAPには、このサイトで紹介したギャップ投資法の買い条件を満たす現象まで出ています。(ギャップ投資法に関する記事はこちらからリンクで飛べます)
次に、日経平均株価と同じか弱い動きをした銘柄だとどうでしょうか
日経平均株価と同じか弱い動きをした銘柄のチャート
↓の画像は富士通という銘柄のチャートです。
↓の画像はヤマダ・エスバイエルホームという会社の株価チャートになります。
↓の画像コロプラという会社の株価チャートになります。
↓が日経平均株価です。
3つの銘柄に言えることは、日経平均株価よりも先に200日移動平均(緑の線)を下に価格が突き抜けてしまっている時期(デットクロス)が早いことがわかります。
このように、弱い銘柄というのは、日経平均株価よりも200日移動平均線を割り込む期間が早いです。
さらに、日経平均株価が最安値を付けた日に、きっちり最安値を付けるのが特徴です。
なぜ下落しなかったのか
RIZAPのような強い銘柄が何故下落しなかったのかという疑問ですが、一言で言ってしまえば、その価格帯で大量に買ってる人がいたということになります。
大量の買いが入っていたので、価格が下落しないという単純な原理なんです(笑)
そして、なぜ大量の買いが入っていたかというと、1つしかありません。
株価が上がると確信していたからです。
または、業績の大幅な向上が見込めると大口投資家が判断したためです。
このような、大量の買いを入れる銘柄には裏で何か情報を掴んでなければなかなか出来ないことです。
なぜならば、そうじゃなかった時に自分の売りでさらなる暴落を招いてしまい売るに売れない状態になってしまうからです。
おわりに
このように、大量の買いが入る銘柄というのは将来的に明るい情報が出てきやすい傾向にあります。
今回は、日経平均株価が暴落した時に、次のスター銘柄を見つける手法でしたが、通常の相場の場合はギャップを開けるなどしてトンデモなく上昇したような銘柄をチェックした方が、次のスター銘柄を発見するのには役立ちます。
その手法として、オススメするのが下の2つの記事になります。
参考になると思うので是非読んでみてください。
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