ラグビーのトップリーグ(TL)第3節第1日は25日、パロマ瑞穂ラグビー場などで6試合が行われ、トヨタ自動車が61―31で日野を下し、3戦目で初白星。後半に6トライを奪う猛攻を見せる一方、31失点の守備に課題を残した。ホンダは東芝に23―32で敗れた。両試合は日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチと藤井雄一郎強化委員長が視察した。パナソニックは三菱重工相模原に62―10で大勝し、開幕からの連勝を3に伸ばした。
トヨタの姫野は今週、体調不良のために練習を休んだ。この日は「ぶっつけ本番だった」が、後半15分から途中出場し、同28分にはゴール前のラインアウトからサインプレーでインゴールに飛び込むなど元気な姿をアピールした。
「パナソニック戦は残り20分でやられたので、チームにエナジーを与えることを考えていた」。苦しんだ前半にも触れ「エンジンがかかるのが遅かった」と主将らしく課題も口にした。