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2020年1月25日 22時16分
北谷キャンプでは“ボー活”にいそしむ考えを明らかにした根尾
中日・根尾昂内野手(19)が25日、中日屋内練習場で自主トレし、初の1軍北谷キャンプでは練習後や休日に宿舎の部屋でボーッとする“ボー活”にいそしむ考えを明かした。脳科学では「デフォルト・モード・ネットワーク」と表現され、無意識の時間が思考の切れ端をつなぎ合わせて「ひらめき」を起こす。外野挑戦中の2年目。昼夜を問わず脳をフル回転させ、成長のヒントをつなぎ合わせてレギュラー奪取への最適解を導き出す。
脳科学の専門用語は知らずとも、賢い根尾は感覚的に気づいていた。「ボーッとすると考えていたことの答えみたいなものを思い付くことがあります。ボーッとするのには意味があると思っています」。
経験をもとに分かっていた脳の働き。それこそ「デフォルト・モード・ネットワーク」。デフォルトは「何もしない」や「初期設定」と訳される。京大脳機能総合研究センターなどで研究されていて、自動車で表現するなら常に発進可能でエンジンをかけたアイドリングの状態という。
ボーッとしているときに脳内の広い領域が活性化されているデータもある。脳は未来で発生可能性のある事案に対して、解決のヒントをかき集めて処理している。
解決手段の提示は「ひらめき」となる。「高校の時もボーッとしていました」。大阪桐蔭高時代に甲子園の春夏連覇の裏にはボー活があったのだ。もちろん課題把握や問題意識を持っているから意味がある。
沖縄では選手寮「昇竜館」と同様、一人の時間を確保できる。1軍北谷組の選手宿舎は恩納村の「ルネッサンス リゾート オキナワ」から、グラウンドのある北谷町内の「ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート」へ変更される。部屋のスペースの問題で全選手一人部屋。これまでなら高卒2年目は1、2軍問わず相部屋。一人部屋なら誰にも邪魔されない。
休日の予定は白紙という。「ゴルフの誘いはありません。興味はあるんですけど、クラブも持っていません。ほかの誘いもありませんし、宿舎でボーッとします」。北谷球場で大汗を流し、宿舎に戻れば無意識下で脳内はフル稼働する。
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