先年、東京医科大が激しい批判を浴びたにも拘らず、聖マリアンナ医科大学がやはり女性の受験者を差別していたことが明らかになっています。まがりなりにも「科学者」の一角であるはずの医師を養成する機関が斯様な体質だったことは、「科学的」な世界観そのものに反省をせまるものではないでしょうか。
-
-
そしていったん、女性差別的に構築された業界は、その差別を再生産するようになっています。フェミニズムはこの構造を厳しく告発してきましたが、なかなかそれだけでは宿弊は改まりません。入試の透明化(あとから得点や採点根拠を公開するなど)といった外部からの強力な措置が必要かもしれません。
Show this thread -
正直なところ、かなり外から圧力をかけないと、医学界の自助努力に任せていては、百年河清を俟つなのではないかと懸念します。以前東京医科大の紀要を調べて、差別事件への反省がほとんどなかった話はツイートしましたが、そもそも悪いと思ってなさそうで。https://twitter.com/bokukoui/status/1131207153413263360…
Show this thread -
女性を医大入試で差別する根拠に、女性は出産や結婚で辞めたり休んだりするから、というのがありましたが、現職の医師である瀬川深先生もご指摘のように、これは言い換えれば男性の医者のようにこき使えない、という意味になり、男性をも苦しめることになります。性差別は両性のためにならないのです。
Show this thread
End of conversation
New conversation -