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「コーヒーかす」を捨てるなんてもったいない!
ドリップコーヒーで朝の1杯、立ち込めた香りで目を覚ます、いつもの習慣にしているかたも多いでしょう。では、毎回出るコーヒーかすはどうしていますか。
こちらでは、薫り高いコーヒーかすの活用法をご紹介します。 こんなに使えるコーヒーかすを、ダストシュートにダンクシュートするのはもったいないでしょう。
「コーヒーかす」にはどんな活用法がある?
≪コーヒーカスの利用方法≫
- 消臭・除湿剤
- 洗剤
- 忌避剤
- 虫除け
- 美容
- インテリア
- 肥料、防虫
コーヒーかすは捨てればただのゴミですが、水気を取って貯めておくと、いろいろな用途に使うことができます。
コーヒーかすを乾燥させるには、プラスチックトレイなどに広げてベランダなどで日干しにするか、皿に広げて電子レンジを使うのもいいでしょう。
コーヒーかすの17個の活用法として、まずは消臭・除湿剤として使う方法からご紹介します。
消臭・除湿剤としての使い方
コーヒーかすの利用方法として一番知られているのが消臭、除湿剤として使うことです。
実際にコーヒーショップでも消臭剤として店舗内のトイレに利用されています。コーヒー豆をそのまま置いている店もあります。コーヒーかすは、脱臭剤として広く使われている活性炭と同じようにニオイを吸着する効果があります。
保存容器や食器棚に使う
ビンやタッパーなどの保存容器の染みついたニオイを取るには、乾燥させたコーヒーかすを容器に入れて蓋をしておくと自然にニオイが取れていきます。
食器棚のニオイ対策には、コーヒーかすをかわいい皿に広げてそのまま食器棚に並べたり、乾燥したコーヒーかすを集めてお茶のバックやガーゼ、ティッシュなどにくるんでしばり、食器棚の片隅に置いたりすると、こもりがちなカビのニオイを取ってくれます。
冷蔵庫・電子レンジに使う
湿ったコーヒーかすを皿に並べて電子レンジで乾燥させると、電子レンジ庫内のニオイ消しになります。
1分ずつ加熱してみて乾燥具合を見ながらチンします。さらに乾燥させたコーヒーかすを集めてちいさな容器に入れると、活性炭のように冷蔵庫のニオイ消しにも使うことができます。中でこぼれてしまわないように、紙製の蓋を付けるといいでしょう。
ゴミ箱に使う
なんの利用価値も考えずにただ、ゴミ箱にコーヒーかすを捨てていても、コーヒーかすはちゃんとゴミ箱のニオイ消しになっています。コーヒーかすは乾燥させなくても、そのまま捨てることで生ゴミのニオイが軽減されます。
乾燥させたコーヒーかすなら、スプーン1杯を生ゴミ袋に振り入れるだけでゴミのニオイが軽減されます。ゴミ出しごとに振りかけるのが面倒なら、ドリップに使った紙フィルターごと、またはコーヒーかすをキッチンペーパーでくるんで、ゴミ箱のフタ裏に止めておくと数日使えてじゃまになりません。コーヒーかすにカビが付かないうちに取り換えましょう。
靴の中や下駄箱に使う
コーヒーかすには、コーヒー酸、キナ酸などの消臭成分があります。ガーゼやティッシュ、新聞紙でくるんだコーヒーかすを、脱いだ靴の中や下駄箱におくと、靴特有のニオイが抑えられます。
トイレに使う
トイレのニオイ対策にはトイレのインテリアも考えて、造花を立てる花瓶の下にコーヒーかすを入れておいたり、ペーパーナプキンで包んでもいいでしょう。トイレ掃除のときにようすを見て、コーヒーかすにカビやほこりが付く前に取り換えましょう。
セブンカフェでおなじみのコンビニ、セブンイレブンは各店舗から出たコーヒーかすをリサイクルして独自の消臭除菌剤を作っています。各店舗のトイレ掃除に使われているとのことです。
灰皿に使う
いつも使う灰皿にコーヒーかすを引き詰めておくと、煙草のニオイや吸い殻の煙を軽減することができます。 コーヒーかすは湿っていたほうが、タバコの火を消すときに利用できます。たまったら吸い殻と一緒に捨てられるのもお手軽です。
≪ポイント≫
- コーヒー豆には「消臭・除湿剤」の効果がある
- 「活性炭」と同じように、「匂いを吸着」してくれる
- 置いておくだけでも十分な消臭効果が期待できる
洗剤代わりとしての使い方
コーヒーかすを台所洗剤の代わりに使うことができます。コーヒーの粒はスクラブ状になり、研磨剤のような働きをします。キャンプ場などで洗剤を制限されている時にもいいでしょう。
ただし、バーベキューなど油の強い料理に使ったものは、コーヒーかすだけでは落ちにくいようです。
さらにコーヒーかすだけを使って洗うと洗剤のような泡は出ませんが、すすぐとコーヒーかすが流し台に広がるので、それもきちんと流す必要があります。
鍋やフライパンに使う
鍋やフライパンの軽い汚れなら、湿ったままのコーヒーかすだけで洗うことができます。
スポンジの上にコーヒーかすを載せてこすれば、コーヒーの粒がスクラブ状になり、汚れやこびりつきを落とします。洗った直後は台所洗剤のような香料のニオイではなく、軽くコーヒーの香りがします。
魚焼きグリルに使う
魚を焼いたグリルのトレイを洗った後に、コーヒーかすを敷いておくと、魚のニオイ取りになります。魚焼き用の石を敷いて使うグリルなら、一緒にコーヒーかすを混ぜると、グリルに焼いた魚のニオイがしみ付くのを緩和します。
食器やグラスに使う
軽い汚れなら、食器やグラスもコーヒーかすだけで洗うことができます。ペットボトルやマイ水筒もコーヒーかすと洗剤を混ぜて入れ、よく振ることでニオイや汚れが落ちやすくなります。あとは水ですすげばOKです。
≪ポイント≫
- コーヒーカスの粒には洗剤(研磨剤)の効果がある
- 泡がでないので自然に優しい
- 消臭したい調理器具(魚グリルなど)を洗うのに適している
忌避剤としての使い方
コーヒーの強い香りを使って、忌避剤として使うこともできます。
玄関や窓などの出入り口や、入ってほしくない場所にコーヒーかすを置いておくことで、コーヒーの香りがきらいな虫や猫が近寄らなくなる効果があるでしょう。
虫除けに使う
キャンプなどでドリップコーヒーを楽しんだ後、コーヒーかすを屋外の虫よけに使うことができます。
その方法は、乾かしたコーヒーかすを皿に広げて火を付けます。じんわりとした火が回ることでコーヒーの香りが立ち、それを暗いところにおけば蚊よけになります。
ペットやこどもが近寄らないところに置きましょう。また、紙フィルターに入ったまま包んで、玄関におくだけでも蚊が入りにくくなり、アリの巣の出入り口にまいたり、ナメクジよけにもなります。
猫除けに使う
庭に入り込む猫を近寄らせないために、庭先や玄関先にコーヒーかすを撒いておく方法があります。
猫が通りそうな乾いているところにコーヒーかすを撒いておくとフン害を防ぐことができるのは、コーヒーの香りを猫が嫌うためです。
≪ポイント≫
- 猫除けにつかえる
- 虫よけに使える
- ペットや子供がいる場合は置く場所に注意
美容目的としての使い方
コーヒーかすを美容目的に使うこともできます。
たとえば、髪をシャンプーした後に直接コーヒーかすを髪に付けてからもみ込んで、そのあとにコンディショナーを使うことで髪のツヤが増すでしょう。
コーヒーかすを袋に入れて、洗面器の湯に浸けて極薄いコーヒーを作りそれを使って、髪に付けておいたコンディショナーを洗い流すのもいいです。
さらに、ハンドソープの代わりに付けて手のニオイ消しとしても利用できます。
ボディソープに混ぜる
ボディソープを使うとき、コーヒーかすを混ぜ込んで体を洗うといいことがあります。それは消臭効果と共に、カフェインによるセルライト対策、むくみ対策、引き締め効果が期待できることです。
さらに固形せっけんを刻んで溶かし、コーヒーかすを混ぜ込んで再形成すると、コーヒースクラブ入りの手作り石けんが出来上がります。コーヒー石けんは自然派素材の石けんとして販売されています。
入浴剤として使う
紙フィルターに入ったままのコーヒーかすを、ストッキングや細かいネットに詰めてから縛り、中身が出ないようにしたうえで、浴槽に入れると入浴剤の出来上がりです。浴室がコーヒーの良い香りに包まれます。
スキンケアに使う
高級なスキンケア用品には、カフェインが使われていることがあります。コーヒーかすを使って簡単に自作のスキンケアアイテムを作ることができます。
好みのオイルと塩、コーヒーかすを混ぜて、コーヒースクラブを作ればボディケア、スキンケアに使うことができます。
さらに、オイルとコーヒーかす、ヨーグルトを混ぜて顔にパックをするのもいいです。顔に塗る時にこぼれやすいので、シミが付いてもいい服に着替えましょう。
≪ポイント≫
- 顔・体・髪など、様々なボディケアに活用できる
- 服などにシミが付きやすいので汚れてもいい服装に着替える
インテリアとしての使い方
飾れるインテリア(消臭剤)
かわいいビンに乾燥させたコーヒーかすを保存すれば、飾って置けるインテリアになります。
ビンのフタは通気性のよい布や紙を輪ゴムで縛りましょう。絵柄の付いたペーパーナプキンなどでくるんでリボンを付けてもいいでしょう。お部屋の消臭剤として使うことができます。
コーヒーかすのピンクッション
乾燥したコーヒーかすを手作りピンクッションに活用しましょう。中綿と一緒に入れると、コーヒーかすの油分により、針が錆びるのを防止します。さらに針の布滑りも良くなるということです。とてもかわいいピンクッションの作り方をご紹介します。
染料
昔からある草木染の手法の中に、コーヒー染めがあります。コーヒーのポリフェノールが天然繊維に色を付けてくれます。コーヒーかすを使って作る煮汁が濃ければ濃い茶色に、薄ければ薄い色に染めることができます。
材料は染める布(ハンカチ、Tシャツなど)とコーヒーかすの煮汁(インスタントコーヒーでも可)、さらに発色を良くするために豆乳を、色持ちを良くするためにミョウバンを使います。
糸や輪ゴムで絞り染めにしたり、濃淡を作ったりと、オリジナリティあふれる作品に仕上がります。
≪ポイント≫
- 「インテリア」はもちろん「手芸・DIYの素材」など、アイディア次第で色々な使い方が出来る
肥料や防虫対策としての使い方
コーヒーかすを乾かしたものを発酵させると、肥料として利用できて、発酵させずそのまま土に直接まけば雑草の成長抑制効果があります。
大手コーヒーチェーン店のスターバックスコーヒーは、店舗から回収したコーヒーかすを肥料にして、リサイクルしています。
コーヒーかすの保存方法
コーヒーかすを利用するときは、湿っているままなら2~3日、乾燥しているものなら2~3週間で取り換える必要があります。保存する前に必ず乾燥させないと、カビがすぐ生えてくるからです。
コーヒーかすを乾燥させる方法は2つあります。
1つ目は天日干しで、キッチンペーパーやプラスチックトレイ、新聞紙に広げて風のない日に干します。夏なら数時間で乾きますが、冬は1日干しておくといいでしょう。
2つ目は電子レンジを使い、皿に広げてチンします。水気を切ったコーヒーかすを数回分、器に貯めておいても、一度に乾かすことができるうえ、電子レンジ庫内の消臭もできます。
- コーヒーかすの保存期間:【湿った状態】2~3日 【乾燥状態】2~3週間
- 「天日干し」と「電子レンジ」を使う2通りの方法で乾燥させる
用途はいっぱい!「コーヒーかす」を賢く利用しよう
コーヒーかすの活用方法をご案内しました、いがかでしたか?
この他にも湿ったままのコーヒーかすを玄関にまいて、埃を立てずに掃除することもできます。消臭、殺菌効果のあるコーヒーかすを賢く利用すると、毎日のコーヒータイムが1度で2度おいしい時間となります。
大手フードチェーン店のマクドナルドでは、自社で出たコーヒーかすとプラスチックを使って車のヘッドライトなどの素材を作る、フォード社との共同プロジェクトを始めたとのことです。
ついにコーヒーかすは、車の製造にも使われるようになる日がやってくるでしょう。









