昨年12月の全日本選手権で8位だった女子の本田真凜(18)=JAL=が妖艶な演技で会場に集まった熊本のフィギュアスケートファンを魅了した。
演技したのは4日のアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」(中日新聞社主催)で国内初披露した「アイム アン アルバトロス」。この日も黒を基調に金や銀のラメをあしらった全身タイツのようなパンツスタイルで氷上に登場すると、ビートのきいたアップテンポな曲調に合わせて、かわいげな笑みとセクシーな表情を織り交ぜながら3回転ジャンプや力強いスピンなどをみせていった。
選曲やベースの振り付けを自らの手で行ったと明かした本田は、これまでのイメージを一変させたこのプログラムが気に入っている様子。演技を終えた後には「今までにない曲調なので、格好良く演技できたらと思います」と話していた。