ゴールド・E・レクイエムの能力とは。
三つ編みが解けた後ろ姿は、DIO様ですね
ゴールド・E・レクイエムを通してディアボロに起こっている事が見えたのでしょうか
実は似たような経験があります
二十代の時に某大学病院で、子宮内膜症の腹腔鏡下手術を下半身麻酔で受けたのです。
途中、麻酔が切れてきたんだと思います。
最初は無かった足の指の感覚が、ハッキリ戻っていましたもの
「痛いんですが…すごく痛いですぅ」と訴えましたが、どんどん痛みは強くなるばかり
特に何の手立ても無く、結局手術が終わるまで泣いて、うなっていました…
痛くて寒くて不安で、時間が永遠に感じられました~
「死ぬ」という真実にさえ、決して到達しない。
繰り返し繰り返しやってくる痛みと、死の恐怖に閉じ込められたディアボロ
これはかなり…いえ最高にエグイ能力では…
終わりのないのが「終わり」
それが「ゴールド・E・レクイエム」
無間地獄ですね
出来るなら、どこかで許してあげて欲しい気がします…。
「さびしいよォォォ…ボス 電話ください…待ってます…」と最期までディアボロを慕って、死んでいったドッピオ。
自分の事しか考えていないディアボロが…。
辛くて孤独な死を繰り返す中で、そんなドッピオを思い出し一緒に居て欲しいと願った時に、許されて同じ場所に行けますように。
「ブチャラティを治療して故郷に帰ろーぜ!!」
何も知らないミスタとトリッシュ。
心の痛みに耐えるジョルノ…。
ジョルノ辛いな~、本当に…。
その表情があまりにも切なくて、苦しくて…胸が痛い
終盤、勝手に自分に引き寄せた解釈で、ジョルノに気持ちを投影する事が多くなりました。
ブチャラティ、アバッキオ、ナランチャ…そしてヒットマンチーム…。
思いは違えど、ここを目指して失われていった。
この後コロッセオで、ブチャラティの死を知る事になるミスタとトリッシュ。
ディアボロとの戦いに勝利した喜びの後、大きな悲しみがやってくるであろう場面で終わるのが、心に余韻を残してくれます…。