ホワイトソックスのダラス・カイケル投手(32)は24日、地元シカゴでファン感謝イベントに出席。2017年当時に在籍したアストロズのサイン盗みについて「アイムソーリー(ごめんなさい)」と謝りつつ、「当時の球界はそういう状況だった。事実は事実だが、これを乗り越えなければならない」と、他球団にもサイン盗みがまん延していたと示唆した。
また、サイン盗みの告発者となったアスレチックスのマイク・ファイアーズ投手(17年はアストロズ所属)を非難した。
「特に野球では、クラブハウス(ロッカールーム)内のコミュニティーは結び付きが強い。これほどまでに“クラブハウスのおきて”が破られたのは最低だ。今回、マイクが暴露したことを快く思わない連中はたくさんいる」。左腕は、大リーグの「クラブハウスで起きたことはクラブハウス内に収める」という不文律を引き合いに出して語った。