前回の、ジョルノ視点です。
いち早く異常を感じたジョルノが激しい口調でボスへの攻撃を止めるが…ブチャラティは、すでに攻撃を開始し、ボディを貫かれる致命傷を負っていた…。
アニメでは、ここでブチャラティの眼に、再び闘志の光が射す演出。よかったです。
瀕死の状態にありながら、なお渾身の一撃を放つブチャラティ…。
時間を飛び越えるように、スティッキー・フィンガーズの一撃一撃が空をきり、ブチャラティはかわされた事さえ認識していない。
アニメで観るキング・クリムゾンの能力の表現は、特異な外見・色使いと相まって、歴代ボスの中で最も恐ろしく感じました…。
ブチャラティ…。
キング・クリムゾンの能力で、背後に移動していたボスに、肩から胸にかけての攻撃を受けて倒れ込む…。
アニメで観ると予想以上に、ショックが大きく打ちのめされています……。
ボスは人生の「絶頂」でいる事のみを生きる目的にしている…。
ブチャラティとボス、何という価値観、人間性の違い…。
ブチャラティの叫びも空しく、トリッシュが……その時!
「あいつはオレにいつも『勇気』を与えてくれる」
ブチャラティの心に希望の火が灯る…。
ジョルノとブチャラティの間にある稀有な関係。
部下という形をとってはいますが、ブチャラティの魂を救った理解者であり同志であり、信じた道を歩くための勇気をくれるジョルノ…。
「違うぜ」
「トリッシュはおれ自身の命令で護衛するッ!」
トリッシュを守りぬこうとする心の強さに胸が撃たれます。
ジョルノの亀が時間を稼いでくれている間、自身が体験したボスの能力の秘密を考え続ける。
トリッシュを救い出す、次の一手の為に…。
ブチャラティ、この場を切り抜ける策が閃いたのだろうか。
間近に死を感じながらも、ジョルノがくれた希望を支えに、ボスの攻撃の間隙をついて一階に。
トリッシュを守り抜いた…。
ジッパーが消えていく…心が砕けるよ…。
意識が戻った。とにかく…とにかく……戻った。
トリッシュを連れて戻ってきたブチャラティから、突然の訣別宣言…。
塔で何があったのか知る由もない皆は混乱している。
ブチャラティの仲間を巻き添えにしたくないという思いに、ジョルノが的確な発言をしてくれる。
……。
トリッシュに意識が無いのを確かめてから…話を始める優しさ。
この潔さ…。
「願う」事さえしない。
一人で自分の道を歩いて行く覚悟。
一人で立って、一人で戦う、本当の強さ。
「オレは『正しい』と思ったからやったんだ。」
自分の命と引き換えにしてでも、正しいと思う行動をしたブチャラティ。
その心の有り様に憧れます。
「自分の『信じられる道』を歩いていたい!」
これがブチャラティの生き方そのものなんですね。
フーゴはギャングだけれど、組織(企業)の中で生きる人、と考えると常識的な判断をしているのではないかと思います。
最初の苦言とそれを聞く辛そうなブチャラティの表情…。
からの「オレの落ち着ける所は…ブチャラティ、あんたといっしょの時だけだ…」
アバッキオ!!心底ブチャラティを信頼し、どこまでも一緒に行くと心に決めているんだな。最高にカッコイイ後ろ姿です。
おもむろに立ち上がり、亀を手にして「次の幹部はオレかな」なんて言いながら迷いのない足取りで、船に乗り込むミスタ。
ミスタは最初から組織よりブチャラティについてきたのでしょうね。
「怖いか?」
「自分の『自分の歩く道は』…自分が決めるんだ…」
まるで父親のように優しく厳しい。
ブチャラティは7歳で両親が離婚した時から、一つ一つ自分で決めて歩いてきたのですね。
「だが忠告はしよう 『来るな』ナランチャ…お前には向いていない」
ナランチャの性格をよく知っているから、心配しているんだろうな…。
ナランチャが本当にやりたい事は何なのか、自分の真の心を見つけたら、その道を歩んで行って欲しいという願いが込もっているのでしょうか。
アニオリの台詞
フーゴ「本気なのか?!確実に殺される。正しいからって、やれる事とやれない事が、この世にはある。所詮汚れた仕事だ。こんなの、五十歩百歩の問題じゃないのか」
ブチャラティ「それでも、だ。オレは自分に嘘はつけない」
どちらの考えもあると思う。
ブチャラティもフーゴも自分の考えを持っている。
それぞれの生き方、それぞれの道。
ブチャラティの問いかけに「怖い」と答えていたナランチャ。
父親に殺されかけたトリッシュと自分が味わった悲しみが重なって、それが「怖い」という気持ちを超えて「トリッシュを守る」という決意になった。
感受性豊かな、優しいナランチャ。
これからのナランチャは、さらに強い精神力が加わるのでしょうね。
アニオリ
フーゴ「ナランチャ、お前まで…。殺されるぞ…。僕は、こんなバカげた裏切りには乗れない。正しいバカにはなれない…。」
前回のアニオリの台詞
フーゴ「ブチャラティ。いい機会だから言っておこうと思いまして。僕はあなたならきっと幹部になると思っていました。
今回の任務は無事遂行すると信じています。ここから更に組織の
上を目指しましょう!」
ブチャラティの本当の目的を知らされていないフーゴは、ただの離脱者ではなく、フーゴにはフーゴの希望に満ちた未来図があったんですよね…。
悪い事をした訳ではない…、間違った判断をした訳でもない。
しかし、信頼し、共に数年間過ごしたブチャラティ達とは行けなかったという悲しみ・やるせなさは、フーゴの心の奥深くに残るのだろうという事は、想像に難くなく…。
フーゴという、傷ついた青年がいるという事を忘れずにいたいと思いました。