前回、車ごと運河に突っ込んだところからの続きです。
ジョルノには、いつも冷静でクールな印象を受けていましたが、今回ホワイト・アルバム戦では、必死さが前面に出ていて、いいなと思います。
そんなジョルノに言い聞かせるように言う、ミスタの言葉。
「いいなッ!ジョルノ」
と呼びかけるのが、聞いていて心地よく、勇気が出てくる。
暗殺チーム皆、修羅場をくぐってきているでしょうから、精神力も強く、自分の能力・戦い方に自信を持っている。
ギアッチョ「飛び込んでみなよ ミスタァ!!おめーの泳ぎが速いか…オレの氷が速いか賭けてみるのも悪くねーッ」
ミスタとジョルノ2人を相手に、余裕の挑発でしょうか。
「ミスタ…すまない…水に飛び込んだぼくの判断が間違っていた…!」
「誰が『ツタ』を岸までのばせって言ったよ ジョルノ これでいいんだよ『短い草』がいいんだよ」
いつもはジョルノが言ったり、やっているような事を、ミスタが!!
ジョルノは最初から完璧に出来上がっていて感情移入しにくかったのですが、今回は今までにない一面を見れらて、ジョルノの見方が、いい意味で変わりました!
「よくやった ジョルノ」
キツイ状況で、この一言はハッとする。
ミスタはコミュニケーションが上手だな。
ボードでかっ飛んで行くミスタ、カッコイイ!
しかも本当の狙いは、ギアッチョを焦らせて、能力を解除させ、ジョルノを助ける事だなんて、さらにカッコいいッ!!
短い草は「ゴールド・E」を解除すれば「車の部品」戻る。
能力は使ったり解除したりの応用で、戦いの形成を一気に有利に変えてしまう。
「ミスタ…すまない」からの気転に、さすがジョルノ!!
虹村形兆兄貴も言っていました。
スタンド能力は、賢くないと使いこなせないんですよね。
瞬時に考えを巡らすミスタ。
逃れたとして…暗チの追跡能力を考えると、ギアッチョがブチャラティたちと出会ってしまうのが最悪の抜き差しならない状態だと判断し、始末する事を決意する。
ミスタの男気が本当にカッコイイと思う。
でも、カッコイイ決断は、それだけ危険を伴うからカッコイイんですよね…。
何て事だ…、ジェントリー・ウィープス(静かに泣く)って…。
空気の凍った壁って…。
弾丸を跳ね返されてしまったら、ミスタは圧倒的に不利になってしまう。
ミスタが後悔し、激しく自分を責めている…。
見ているこちらまで辛くなってくる。
ここからが、いつも希望を与えてくれるジョルノの本領発揮です!!
ミスタの精神状態を的確に把握した上でのこの言葉。
「おもしろくなってきた」
今のミスタに、自分の「覚悟」を伝える事ができたなら、2人で道を切り開けるという強い思いを感じさせてくれます!
「『覚悟』とは暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!」
皆様、大好きな名言ですよね!
私も、ご多分に漏れず大好きです。
本当に人生の支えになる言葉だと思います。
ここで、過去の回想後半が入ります。
正当防衛を信じてもらえず禁固15~30年の判決を受けたミスタ。
しかし、ブチャラティだけは正当防衛と類稀な拳銃の才能・精神力の強さを見抜き、救いの手を差し伸べる。
アニオリでは行き付けのリストランテで食事をし、チームのみんなとの顔合わせのシーンがありました。
イチゴのケーキを条件に出し、仲間と顔合わせしたミスタが、どこか嬉しそうで、ほのぼのしました。
よしッ!ミスタらしさが復活した!!
ジョルノ、ありがとう!!
ミスタとギアッチョのぶつかり合いには、言葉が出ません。
アニメも迫力が素晴らしく、ただただ息を詰めて観ていました。
ころみさんは正座して観ているんだろうな…。
壮絶な戦いで、弾丸を受けたミスタの頭の傷が消え、それを抱きかかえるジョルノ達の背中越しに、輝く朝日が昇ってくる。
安心したのと、あまりの神々しさに涙が溢れました。
ジョルノの怒涛の無駄無駄ラッシュ!
ギアッチョの手から、DISCが落ちる。
でも…ギアッチョ、カッコよかったよ…。
とても強かったし、次々仲間を失っても、モチベーション高く保って暗チの夢に向かって突き進んできた。
ホワイト・アルバムの装甲が解けた後の、私服が可愛くて余計にね…複雑な気持ち。
ミスタはコミュニケーション能力が高いし、勘のいい人だと思う。
カプリ島に行くヨット。先に上陸・暗殺を志願したジョルノに一人
賛同した時、何となくジョルノの任務遂行能力の高さを嗅ぎ取っていたのかもしれない。
そして、今回ハッキリと確信し、その上ブチャラティとジョルノの関係性も薄っすら感じ取っているような気がする。
あれだけの男前を見せた後に、このギャップがイイんですよね。
レーダー探知している任務中は男らしくてドキッ!とさせるのに、
ミスタとジョルノを誤解した、このお顔と反応!
ナランチャ、可愛いぞ~!
来週は…観るのが怖いです。