松山英樹(27)=レクサス=は1イーグル、4バーディー、1ボギーの67と5つ伸ばし、通算4アンダーで首位に6打差の17位に上がった。トップは10打伸ばし、通算10アンダーにしたライアン・パーマー(米国)。今年初戦のタイガー・ウッズ(米国)は松山と同じ17位。小平智(30)=アドミラル=はカットラインに5打届かず予選落ちした。
北コースを回った松山は、開始の10番パー5でグリーン右ラフからの寄せを直接入れてイーグルスタート。続く11番も3メートルを入れてバーディーと、好発進した。しかし、後半に入ると勢いがストップ。2番で10メートル以上のラインを3パットのボギーにし、その後も耐えるシーンの連続だった。
「スタートからラッキーがあったが、バック9はうまくできなかった。最初がよくても、後半になると自信を持てなくなることがある」と、最近の傾向を分析。ただ、アイアンの切れは前日よりもよかったという。
決勝ラウンドは、難しい南コース。「うまく調整できれば、南でも伸ばせる」と前向きに語り、パター練習を繰り返した。