ジャスティンが読んでいたのは、ウィラード・F・ハーレイ氏の著書『His Needs, Her Needs: Building an Affair-Proof Marriage』。米アマゾンの購入ページに書かれた説明書きによると、大切な相手と良好な関係を築くために結婚生活に必要な10項目、尊敬の念、愛情、魅力的な配偶者、会話、家庭内でのサポート、金銭面でのサポート、家族への責任、誠実さ、寛大さ、落ち着く時間の共有、性的な満足感をいかにして達成するかを学んでいくという内容だそう。
奥にあるもう1冊の本はリズ・ワイズマン氏の著書『 Multipliers: How the Best Leaders Make Everyone Smarter』というビジネス書で、手前にある黒いブックカバーがかかった方は、敬虔なキリスト教徒で知られるジャスティンらしく「聖書」とのこと。
ヘイリーと籍を入れる前から、日本で『結婚の意味 わかりあえない2人のために』という名前で出版されている、ティモシー・ケラー氏の著書『The Meaning of Marriage』を読んで、良き夫になろうと努力する姿勢を見せていたジャスティン。
シンガーのビリー・アイリッシュは、2015年に音楽ファイル共有サービスのサウンドクラウドに投稿した楽曲「オーシャン・アイズ(Ocean Eyes)」が口コミで評判となり、その後、とんとん拍子にメジャー・デビュー。そして、2019年3月にリリースしたデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』やシングル曲「バッド・ガイ」が世界的に大ヒットを記録し、瞬く間にスターダムを駆け上がった。
自殺願望を彷彿とさせるこの発言を聞いたゲイルが、「自分で自分を終わりにしたい(I wanna end me)」という歌詞が登場するビリーの楽曲「ベリー・ア・フレンド」は、実体験に基づくものなのかと質問すると、ビリーは「うん」と即答。「それに、韻が良かったからね」と一瞬おどけながらも、滞在先のドイツ・ベルリンで、自ら命を絶ってしまいたいという衝動に駆られたというエピソードを打ち明けた。
2019年5月にはアメリカの自殺防止団体Seize The Awkwardのキャンペーンに参加し、「苦しんでいる時は、助けを求めることが大事」だと語ったほか、同年11月には、自身が見た”自殺の夢”を題材にした楽曲「エブリシング・アイ・ウォンテッド」をリリースするなど、独自の視点で若者のメンタルヘルスの問題にスポットライトを当て続けている。